つい最近のことです。私の中学時代からの友人が帯状疱疹にかかりました。それも顔面発症の帯状疱疹でした。

その時彼のとった行動、医師の診断、ちょっと考えさせられたので記事にしてみました。

◇帯状疱疹とは?

帯状疱疹そのものはそんなに珍しい病気ではありません。私が調べたところによると、人口10万人当たりの発症率は年間で300人から500人です。単純計算でいくと、日本全体では年間に30万人から60万人近い患者がいることになります。

帯状疱疹の原因菌や症状、HIVとの関連はこちらの記事をお読み下さい。

『私の帯状疱疹体験記』

簡単に説明すると、私たちが子供の頃にかかる水疱瘡(みずぼうそう)の原因菌であるヘルペスウイルスが大人になっても神経節に隠れており、免疫力が低下したときなどに活動を再開して帯状疱疹となって発症するものです。

この「免疫力が低下した時」と言うのが問題で、HIV感染症による免疫低下も該当します。すでに当サイトでいくつもの記事を載せてきた通りです。私自身も過去において自分の帯状疱疹からHIV感染を疑いました。

 

◇顔に帯状疱疹を発症した友人

さて、私の友人は帯状疱疹が顔面に発症しました。両目の中間にブツブツと発疹が出たのです。友人は最初はあまり気にも止めませんでした。何か虫にさされた位にしか思わなかったそうです。

ところが、段々と痛みが出てきてしかも発疹が広がっていきます。これは何か変だと、友人はやっと異常に気付き皮膚科に行きました。

医師は彼の顔を見るなり、

「帯状疱疹ですね。」

と診断したそうです。

医師はすぐに薬を処方してくれました。帯状疱疹の原因菌であるヘルペスウイルスの増殖を抑える、抗ヘルペスウイルス薬です。あまりに痛みやかゆみがひどい場合は消炎鎮痛剤、ステロイド剤も併用します。友人の場合はそこまでなかったようです。

しかし、医師は友人にこう言ったそうです。

「帯状疱疹が顔に出たときは注意しなくてはいけない。ウイルスが目や脳に感染すると炎症を起こして重症化することがあるからね。」

そうなんです。私の場合みたいに首や肩、お腹に発症する場合はともかく、顔に出ると目や脳に近いですからね。めったにないことですが、帯状疱疹が原因で失明した例もあるそうです。

またウイルスが脳血管に入って炎症を起こすと脳卒中になる確率が高くなるそうです。何とも怖いですね。

幸い、友人は発症して1週間くらいは症状が拡大しましたが、そこからは薬も効いて徐々に回復に向かいました。現在でも完全に治ってはいませんが、ほぼ発疹も消えて完治は間近です。

 

◇帯状疱疹とHIV感染症

さて、帯状疱疹が治ったのは良かったのですが、問題はここからです。冒頭でも書きましたが帯状疱疹のきっかけとなる免疫力低下にはHIV感染症も含まれます。

私の友人は、実はバツイチさんでけっこう夜遊びもお盛んな男なのです。ほぼ毎週、若い恋人とデートしています。しかもデートのお相手が半年くらいで変わります。時には外国人だったりします。恐らくどこかのキャバクラで仲良くなったのでしょう。

大きなお世話ですが、私は友人として彼に忠告しました。HIV検査を受けた方がいいと。彼は過去に一度もHIV検査を受けたことがないのです。

私が帯状疱疹とHIV感染の関連について一通り説明すると、

「そういうことか・・・・」

彼はしばし絶句していました。何やら思い当たる節があるようです。彼は、「分かった」と返事をしました。帯状疱疹が完治したら最寄の保健所でHIV検査を受けるそうです。彼がHIVに感染していないことを祈るのみです。

また、彼を診察した皮膚科の医師ですが、彼にHIV感染との関連など全く説明せず、ましてやHIV検査を受けるよう奨めることなどありませんでした。

先ほども書いたように帯状疱疹そのものは全く珍しい病気ではなく、友人が行った皮膚科でも多くの帯状疱疹患者を診ていることでしょう。患者全員にいちいちHIV検査を奨めることなどないのは容易に想像できます。

でも、HIV感染者に帯状疱疹が多いのも事実であり、私の友人のように感染行為に心当たりがあって発症した場合には必ずHIV検査を受けるべきだと思います。

HIV検査を受けて感染していなければ、「取り越し苦労だった」と笑ってすませばいいだけの話です。

しかし、万一本当にHIVに感染していた場合、早期のHIV検査は救命的検査となります。文字通り命を救う検査となります。

もしもあなたが、私の友人同様帯状疱疹を発症して、なおかつHIV感染の可能性がある行為にも心当たりがあるなら、迷わず保健所でHIV検査を受けて下さい。

例えあなたを診察した皮膚科の医師が何も指示しなかったとしてもです。多くのエイズ治療専門医が指摘するように、町中の皮膚科でHIV感染まで視野に入れた診察は行われていないのが現実だからです。

あなたの命はあなたご自身で守って下さい。

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