HIV陽性告知の実情について、体験者のアンケートを読みました。

私が自分のHIV感染を不安に思い、HIV検査を受けたとき、極めて高い確率でHIVに感染していると思っていました。それは感染の可能性があった行為から2,3ヶ月後に、全身の発疹、帯状疱疹、発熱、頭痛、下痢など、HIV感染初期状態を思わせる症状が続いたからです。

しかし、私のHIV検査の結果は幸いにも陰性でした。本当に運が良かったのです。陽性の結果が出ていても不思議ではなかったと思っています。もし、あのとき私がHIV陽性であれば、保健所にて告知を受けていたでしょう。

私は自分がHIVに感染してる可能性が高いと思っていたので、HIV陽性告知について事前にネットで調べました。どんな内容の告知を受けるのか、またどんな形で告知を受けるのか、心の準備をしておきたいと思ったのです。

例えば、こんなサイトがあります。

『保健所当におけるHIV即日検査のガイドライン』

この中に保健所のスタッフが受検者に対してHIV陽性をどう告知すべきかマニュアルが用意されています。ここには告知内容として、何をどう伝えるべきか、そして精神的なケアをどうすべきか書かれています。

結局私は検査結果が陰性だったので告知を受けることはありませんでした。しかし、HIV陽性を告知された方のアンケートを読みました。それはあるHIV陽性者を支援する団体が発行している冊子に載っていたアンケートです。

HIV陽性の告知を受けたとき、どう感じたかをアンケートで尋ねています。説明内容は十分と感じたか、精神的なケアに配慮していると感じたか、そんな質問がいくつか並んでいます。

私はこのアンケート調査の結果を読んで驚きました。アンケート回答者の3割以上の方が告知は不十分だった、配慮が足りていないと感じたと答えています。

いくらHIV感染症が致死的疾患でなくなったとは言え、HIV陽性を告知される身には辛い結果です。HIV陽性という事実を受け止めるだけでも精一杯、中にはどうしても受け止められない人だっています。アンケート回答者の中には告知を受けた日に自殺を図ったと答えた人もいます。

では、告知を受けた人が不十分だった、配慮が足りないと感じた告知とは、いったいどんな告知だったのかいくつかの例をご紹介します。

◇事例1
入院中にHIV陽性の告知を受けたが、大部屋で他にも患者がいる中で、カーテンで仕切って告知を受けた。

◇事例2
告知を受ける前に、机の上に検査結果を書いた用紙が無造作に置かれていた。

◇事例3
入院中に告知を受けたが、非常に体調が悪い状態のときに告知され、しかも長時間にわたって説明を受けて余計に気分が悪くなった。告知内容を聞くどころではなかった。

◇事例4
告知する担当者の方が緊張しており、告知される方が気を使ってしまった。

◇事例5
感染経路を根掘り葉掘り聞かれ、しかも失礼極まりない質問の仕方であった。

◇事例6
同性愛者だと一方的に決めつけられてしまった。

このような事例が回答として載っていました。どれも全くひどい告知方法だと思います。しかし、現実にこうした告知が行われているのです。

むろん、一方では大変親切で丁寧、告知される側への配慮がなされた告知の感想もたくさんありました。決して不十分な告知ばかりではありません。

私が今回、告知についての記事を書いたのは、HIV検査を受けようとするあなたに事実を伝えたかったからです。私自身がHIV検査を受ける前に、HIV陽性を想定して事前の情報収集を行ったように、もしかしたらあなたも同じようにするかも知れない。

そんなあなたに確率はどの程度だか分からないけど、決して十分配慮されているとは思えない告知に当たってしまうこともあると、知っておいて欲しいと思いました。

私自身に何が出来る訳でもないのですが、マイナス要因であっても事実を情報発信することはあなたにとって何かのお役に立つのではないかと考えた次第です。

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