あなたが保健所や病院でHIV検査を受けようとすると、必ずこんな質問をされます。
「HIVに感染した可能性があった日から12週間以上経過していますか?」
この質問ですね。
保健所や病院で行われるHIV検査はHIV抗体検査です。あなたの血液中にHIV抗体が存在するかどうかを調べます。
このHIV抗体はあなたがHIVに感染すると、感染後早ければ4週目辺りで生成され始めます。
保健所や病院では生成時期にマージンを持って12週目以降にHIV検査を受けるようあなたに伝えるはずです。
では、あなたが危険行為から12週を過ぎてHIV検査を受け、「陰性」判定を受けたとすると、これでもう絶対安心と言えるのでしょうか?
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◇ネット上で多い、12週目以降の陽転不安
ネット上で多くみられるHIV検査に関する相談、質問サイトに、必ずこんな書き込みがあります。
「HIV検査を12週目で受けて陰性でした。今後陽転する可能性はゼロと考えていいのでしょうか?」
という書き込みです。
HIV抗体の生成時期に個人差があるなら、12週目というのも絶対確実とは言えないのではないか、もしかしたら13週目や14週目に陽転する可能性があるのではないか、という不安です。
この不安に対して現役の医師5人が回答しているサイトを見つけました。
そのサイトは有料の登録制サイトです。
12週目以降のHIV陽転について、5人の医師の回答は次の通りです。
●「可能性は低い」 2人
●「ない」3人
こんな回答です。
5名中3名の医師が12週目以降の陽転はないと断言されています。
残りお二人は「可能性は低い」と回答しているのですが、それが具体的にどの程度の可能性なのかは示していません。
たぶん、ハッキリとしたデータはないと思います。
全てのケースで「ない」と言い切ること、証明することは医学的には難しいと思います。
世界中で行われているHIV検査の全ての結果を追跡など出来ないからです。
仮に12週目以降に陽転した場合、それがどの時点で感染したものかを明らかにすることもまた難しいと思います。
つまり、本当に12週経過しているという証明です。検査を受けた人を検査12週前からどこかに隔離監禁でもしていれば別でしょうけど。
少なくとも私が知る限り、日本国内で12週目以降に行ったHIV検査の陰性が陽転して問題になったケースは1件もありません。
当然ですが、もしもそんなケースが明らかになればすでに保健所や病院が12週以降の指定を変更しています。
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◇ただし、こんなケースでは陽転の可能性がある?
12週目以降の陽転はないと思っていいのですが、何事にも例外は存在します。
私が過去に調べた中で、実際にHIV抗体の生成が遅くなってしまうケースがありました。
それは例えば骨髄移植などで強力な免疫抑制剤を使った場合です。
この場合は免疫機能が正常に働きませんからHIVに感染しても抗体生成が遅れる可能性があるのです。
このようにあなたが大病を患って入院している患者であれば、薬や病気の影響を受けてHIV抗体の生成時期が遅れる可能性があります。
しかし、自分で保健所や病院に出かけてHIV検査を受けることが可能な健康状態であればそんな心配は無用です。
風邪薬や通院による抗生物質の使用なども問題ありません。
結論として、あなたが危険行為から12週目以降にHIV検査を受けて「陰性」判定を受けたとすれば、あなたはHIVには感染していないと安心しても大丈夫です。
12週目以降に陽転することはありません。
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