HIV感染症による貧血、及び血球減少について私が調べたことを記事にしたいと思います。

今回の記事は特にHIV感染防止に役立つとか、HIV検査に役立つような情報ではありません。HIVに感染するとこんなことも起きるのか、程度にお読み下さい。

 

◇HIV感染症と貧血・血球減少について書こうと思った理由

つい最近、HIV感染症の症状について調べていたところ、偶然3つの情報源から同じような記事を見つけました。

それが「HIV感染症と貧血・血球減少の関係について」と言うものでした。

当サイトでもたびたび記事にして来ましたが、HIV感染症には特定の症状はありません。それゆえ、症状からHIV感染を特定することが出来ません。

 

しかし、一般に多く見られる症状としては皮膚疾患であったり、インフルエンザに似た症状です。

その点、今回取り上げる貧血や血球減少と言うのは、あまりこれまで出てきていません。しかし、医療関係者の間ではHIV感染、あるいはエイズ発症を疑う重要な手がかりなのだそうです。

 

むろん、私たちが「HIV感染症と貧血、血球減少の関係について」詳しく知っておく必要はありません。そんなことは専門医にお任せすべき情報であり、私たちには不要です。

この情報を知っていたからと言って、何かあなたの役に立つ訳でもありません。使い道もありません。

しかし、HIV感染症の一般情報として、「こんなこともあるんだ」程度にお読み頂ければいいかなと思います。

 

いかにHIV感染症が身体の至るところに影響を及ぼすか、何となくそれを感じて頂ければと思います。

むろん、私自身も医療の専門家ではないので、あくまで私が理解出来た範囲で、私の理解なりに記事にしてみました。

その意味でも参考程度に軽くお読み下さい。

 

◇HIV感染症と貧血の関係

私が今回情報源としたのは、次の3つです。

●「HIV/AIDS患者のトラブルシューティングとプライマリ・ケア」岩田健太郎 編(南山堂)

「HIV感染症と関連疾患における血液検査のかかわり」(広島市 医師会だより)

「HIV検査を考慮すべき臨床状況」(エイズ治療・研究開発センター)

 

では、まずHIV感染症と貧血について調べたことをお伝えしましょう。

そもそも貧血とは何か、あなたはご存知ですか?

けっこう「貧血気味」とか使いますよね。イメージとしてはめまいがしてクラっとするような。(低血圧と間違うことも多いそうです)

私が調べたところによると、貧血は血液に関する病気では最も出現頻度が高いのだそうです。

私たちの血液中の赤血球や、赤血球に含まれる血色素(ヘモグロビン)の量が少なくなった状態を貧血と呼ぶそうです。

 

そして、HIVに感染すると貧血が起こりやすくなるのです。HIV感染が進行すると、貧血の発生頻度も上がります。

その頻度は以下の通りです。

●無症候性HIV感染者 3%

●CD4値が200/μL以下の無症候患者 12%

●エイズ発症患者 37%~70%

なのだそうです。

 

また、別のデータによると、

●CD4値が200/μL以下の無症候患者 10%~25%

●エイズ発症患者 50%以上

となっていました。

2つのデータは完全には一致しませんが、感覚的には同じような頻度に思えます。これは調べた医療機関による差なので、当然完全には一致しないでしょう。

 

この貧血とHIV感染の関係を見つけるのは、一般内科や救急医療の領域となります。これは普通に考えてそうですよね。

病院での受診機会を考えると、どうも日頃から貧血が多いとか、急に貧血を起こしたとか、そういった状況が考えられます。

なので、一般内科や救急医療となる訳です。そこで医師がHIV感染まで疑って診察、検査を行うかどうかです。HIV感染の早期発見の手がかりなのですね。

 

また、こんなデータもありました。

HIV感染者が貧血を発症した場合、その症状の重さによって死亡率に差があるのです。

●HIV感染者で貧血がない 死亡率 3%

●HIV感染者で中程度の貧血がある 死亡率 16%

●HIV感染者で高度の貧血がある 死亡率 41%

ここで言う中程度とは、男性Hb8~14g/dL、女性Hb8~12g/dLであり、高度とはHb<8g/dLを指します。

 

ちなみに、ヘモグロビンの正常値は以下です。

●男性 13~16.6g/dL

●女性 12~16g/dL

注)正常値については諸説あり。

 

貧血についても皮膚疾患と同じように、あなたにHIV感染の心当たりがあって、原因不明の貧血を繰り返すようなら一度HIV検査を受けることもアリだと思います。

 

◇HIV感染症と血球減少の関係について

HIVに感染して減少する血球は先ほど説明した赤血球だけではありません。白血球や血小板も減少することがあります。

●エイズを発症した患者 50%以上で白血球の減少がみられる。

●未治療のHIV感染者 30%~60%で血小板の減少がみられる。

と言うことです。

 

血小板についてはこんなデータもありました。

●CD4が200/μL以上の未治療感染者 8%が150,000/mm3以下

●CD4が200/μL未満の未治療感染者 30%が150,000/mm3以下

血小板の正常値は、150,000~400,000/mm3(諸説あり)です。

 

続いてこんなデータもありました。

●HIV感染の初期患者 5%~10%で好中球の減少がみられる。

●エイズ発症を含む進行患者 50%~70%で好中球の減少がみられる。

●エイズ患者 70%でリンパ球の減少がみられる。

好中球、リンパ球についてはこちらを参照下さい。

『IV感染で免疫不全になる理由』

 

◇まとめ

色んなデータ、数値をランダムに並べたので、何が何やらよく分からない情報になってしまいました。

要するに、こういうことです。

●HIVに感染すると、赤血球、白血球、好中球、リンパ球、血小板が減少することがある。

●上記減少による様々な症状はHIV感染症の進行と共に重症化する。

●赤血球減少による貧血の頻度は死亡率との関係が分かっている。

と言うことです。

 

その一方で、血球の減少や貧血はHIV感染特有のものではありません。頻繁に貧血を起こすからと言ってHIVに感染しているかどうかは分かりません。

普通に考えるとHIV感染以外の原因の方が多いはずです。血球減少もまた然りです。

ただ、HIVに感染した場合には今回紹介したようなことが起きるのも事実です。それゆえ、もしもあなたにHIV感染の心当たりや不安があって、原因不明の貧血を繰り返すようなら専門医に診察してもらうと同時にHIV検査を受けて下さい。

 

HIV感染による身体の異常は貧血だけでなく、長期にわたる原因不明の発熱、下痢、寝汗など様々です。

何度も繰り返しますが、あなたにHIV感染の心当たり、不安があって身体の異常を感じたら、ぜひ早めにHIV検査を受けて下さい。

あなたを診察した医師が必ずしもHIV感染まで想定してくれるとは限りません。医師の指示がなくてもHIV検査をお奨めします。

 

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