私はこのサイトを運営していることもあって、日頃からネット上のHIV、エイズ関連記事を見ています。

今日はそんな記事の中から、急性HIV感染症の症状について取り上げてみたいと思います。

あなたのHIV検査にお役立て下さい。

 

◇これって急性HIV感染症の症状?

私が見たのは、ある二十代後半の女性がネットの相談サイトに書き込んだ記事です。

その女性はある男性と性行為を行ったのですが、コンドームを使用していなかったそうです。

そして、その男性と関係を持った日から6日後に、こんな症状が出たそうです。

●微熱が続く

●吐き気

●リンパの腫れ

●倦怠感

これらの症状が連続して発症したのです。

そこで彼女はHIV感染の不安にかられます。

ネットで調べればすぐに見つかります。そう、HIV感染急性期の症状です。

まさに彼女の身の上に出てきた症状は急性HIV感染症の症状に合致します。

ただ、いかんせん可能性があった日から6日後というのは、いくら何でも早過ぎます。

どの専門書、医療サイトを見ても感染の2週間~6週間後くらいに症状が出て来ると書いてあります。

彼女もまたその情報をネット上で見つけ、

「こんなに早い症状はHIVと関係ありませんよね?」

と書いていました。

さて、この女性に現れた症状とHIVには何か関係があるのでしょうか?

そして、彼女がHIVに感染している可能性はどうでしょうか?

 

◇同じ不安を持つ人はとても多いけど・・・

実は、この女性と同じ不安を持つ人はとても多くいます。

ネットの相談サイトには過去も現在もずっと同じ相談が載っています。

そして、中には医師が回答するサイトもあるのですが、たいていは

「そんなに早く症状が出ることは考えにくいです。不安なら3ヶ月経ってからHIV検査を受けて下さい。」

と言う回答になります。

ほぼ100%、この回答です。まさに鉄板回答と言えます。

まぁ、先の女性も心の中では、

急性HIV感染症の症状は感染して2週間から6週間後くらいに出て来る。

従って感染の可能性があった日から6日後に出てきた症状は急性HIV感染症ではない。

だからHIVには感染していない。

こんな風に考えたいのでしょうね。

しかし、これはやっぱり気休めにしかなりません。

確かに多くの専門書、医療サイトに書いているように急性HIV感染症の症状は感染後2週間から6週間で発症します。

危険行為から6日目に出て来る症状はまず別の要因でしょう。

もしかしたら本当の風邪か、過労か、あるいは何か別の感染症か。原因が何か分かりませんがHIVが原因ではないでしょう。

しかし、それは単にその症状がHIV起因ではないというだけで、女性がHIVに感染しているかどうかは別問題です。

もしかしたら不運にもHIVに感染している可能性もあります。

それはしかるべき時期にHIV検査を受けてみるしか分からないのです。

だからこそ、先ほどの医師の指摘のように、

「不安ならHIV検査を受けて下さい。」

と言う話になります。

 

 

◇風邪薬が効いたらHIVじゃない?

今の話と似た話で、

「風邪薬が効いたらHIVではない。」

と言うのがあります。

これは、急性HIV感染症と思われる症状が出たときに、風邪薬を飲んで治ったら、HIVには感染していないと言うものです。

つまり、風邪薬で治るなら本当の風邪による症状だったわけで、急性HIV感染症ではない。

だからHIVには感染していない。

こんな理屈ですね。

これもさっきと同じで、症状が本当の風邪によるものだったとしても、それはHIVに感染しているかどうかとは関係ありません。

HIVに感染した上で風邪をひき、風邪薬で治っただけかも知れません。

いかなる場合であってもHIV感染の有無はHIV検査以外に判定方法はありません。

このことを覚えておいて下さい。

私自身もそうでしたが、深刻なHIV感染疑惑に陥ると少しでもいいように考えたくて気休めな情報に飛びつきたくなります。

しかし、それは問題の先送りに過ぎず、いきなりエイズの発症リスクが増すだけです。

色んな情報を調べることは大事ですが、HIV感染の不安は検査以外に解決策はない、これを忘れないで下さい。

あなたにとって早期のHIV検査は救命的検査となります。

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