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ヘルペスウイルスに一度感染すると、なかなか縁が切れません。
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単純ヘルペスは23種類あるエイズ指標疾患の1つです。
こう聞くと、えらく恐ろしい病気のように思われますが、実は珍しくもない感染症です。
そして、一度感染すると何度でも再発してなかなか縁が切れません。ヤクザなウイルスなのです。
単純ヘルペスは免疫力の低下が発症のきっかけの1つであるため、HIV感染による免疫不全でも発症します。
ただし、HIV感染が原因で単純ヘルペスを発症した場合は非常に重症となります。
◇単純ヘルペスとはどんな病気か?
単純ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染によって発症する病気です。
あなたが単純ヘルペスに感染すると、発疹や水ぶくれなどの皮膚疾患に高熱が出ることもあります。
だいたいは2週間から4週間くらいで治りますが、症状は消えてもウイルスは完全には消えません。
あなたの神経の奥深くにもぐりこんで潜んでいるのです。
そして、あなたの免疫力が落ちて来た時や、隠れ潜む神経に何かの刺激があったとき、再発します。
たとえば、次のようなことが単純ヘルペス再発症の原因となります。
●風邪による発熱
●紫外線にあたる
●性行為
●歯科治療
●過労やストレス
●HIV感染や悪性腫瘍
このように、単純ヘルペスそのものは帯状疱疹同様、HIVに感染しなくてもよく見られる病気です。
ですからあなたが単純ヘルペスを発症したからといって、即HIV感染と結び付ける必要はありません。
ただ、HIV感染も単純ヘルペス発症の1つの原因になることは間違いありません。
あなたにHIV感染の心当たり、思い当たる過去があればHIV検査を受けることをお勧め致します。
冒頭に単純ヘルペスはエイズ指標疾患の1つに指定されていると書きましたが、指定されているのは通常の軽い症状ではありません。
●1ヶ月以上持続する、粘膜、皮膚に潰瘍が出るもの
●生後1ヶ月以後で気管支炎、肺炎、食道炎を併発するもの
この2つの場合がエイズ指標疾患として指定されています。
従って、HIVに感染してこれらの症状を発症した場合はエイズ患者として認定されます。
むろん、HIVに感染していなければこれらを発症してもエイズ患者ではありません。
実際にエイズ指標疾患としての単純ヘルペスがどのくらい報告されているのか、エイズ動向委員会からの報告を見てみましょう。
●2013年 8件
●2014年 8件
●2015年 8件
このように、毎年8件が報告されています。
過去の累計報告数では158件、全体の2.3%に当たります。
従ってエイズ指標疾患の中ではそんなに頻度の高い病気ではありません。
詳しくはこちらをどうぞ。⇒『エイズ指標疾患とは?』
■「もしかして・・・」 HIV感染が不安なあなたはこのページから!
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◇そもそも、ヘルペスウイルスって何だ?
ヘルペスウイルスには何種類もあって、それぞれに関連疾患が決まっています。
それを表にまとめましたので、表1をご覧下さい。
分類Ⅰ | 分類Ⅱ | 初感染の発症 | 再発 |
HHV-1 | 単純ヘルペス ウイルス1型 (HSV-1) |
性器ヘルペス 咽頭炎 歯肉口内炎 小児の脳炎・髄膜炎など |
口唇ヘルペス 角膜ヘルペス 成人の脳炎など |
HHV-2 | 単純ヘルペス ウイルス2型 (HSV-2) |
性器ヘルペス 小児の髄膜炎など |
性器ヘルペスなど |
HHV-3 | 水痘-帯状疱疹 ウイルス (VZV) |
水ぼうそう | 帯状疱疹 |
HHV-4 | EBウイルス | 肝炎 伝染性単結核 |
- |
HHV-5 | サイトメガロ ウイルス |
サイトメガロウイルス単結核 巨細胞封入体症 |
肺炎 網膜炎 |
HHV-6 | ヒトヘルペス ウイルス6 |
突発性発疹 脳炎 伝染性単結核症様疾患 |
- |
HHV-7 | ヒトヘルペス ウイルス7 |
突発性発疹 | - |
HHV-8 | ヒトヘルペス ウイルス8 |
不明 | - |
表1.(「帯状疱疹・単純ヘルペスがわかる本」法研参考)
表を見てお分かりの通り、単純ヘルペスを起こすヘルペスウイルスは、HHV-1とHHV-2の2種類です。
HHV-1は単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)であり、HHV-2は単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)です。
この2つがどう違うのかを説明しましょう。
まず、あなたが初めて1型、あるいは2型に感染する場合は特に区別されるような差はありません。
1型、2型どちらに感染しても体中どこでも感染した場所に発疹や水ぶくれができます。
そして2週間から4週間くらいして治ったあと、1型ウイルスは三叉(さんさ)神経節と言う脳神経の1つに潜り込み隠れます。
そして再発するときは唇や顔など主に上半身に発症します。
一方、2型ウイルスは仙骨神経と言う腰にある神経にもぐりこみ、再発すると性器ヘルペスなど主に下半身に発症します。
そして一般には単純ヘルペス1型は症状は重いものの再発頻度は少なく、その逆に2型は症状は軽いのですが再発頻度が高いとされています。
「帯状疱疹・単純ヘルペスがわかる本」(法研)に慈恵医大の症例が載っていたのですが、それによれば、再発頻度は次の通りです。
●単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)
女性(n=101) 2.1回/年
男性(n=70) 2.2回/年
平均 2.14回/年
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●単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)
女性(n=62) 7.1回/年
男性(n=45) 12.3回/年
平 均 9.34回/年
このようになかなか縁の切れない再発の多い感染症です。
そして、単純ヘルペス1型に感染している人は2型にも感染することがありますが、2型に感染している人は1型には感染しません。
理由は分かりませんでしたが、面白いですね。
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◇感染力が断然強いヘルペスウイルス
単純ヘルペスウイルスは1型も2型も非常に感染力の強いウイルスです。
発症して出来た水ぶくれやただれた皮膚の患部には、ヘルペスウイルスがいっぱい増殖しています。
このウイルスがウヨウヨいる患部をあなたが触ってしまうと感染します。
あなたの粘膜部が直接触れてしまうと、その触れた粘膜の場所でウイルスが感染、増殖を始めます。
従って感染者とキスしただけでも感染し、口唇ヘルペスを発症することがあります。
また、オーラルセックスによって、口唇から性器へ、その逆に性器から口唇に感染することもあります。
よく言われる、
「素股行為でも性感染症に感染する」
と言うのは、性器ヘルペスなどがその典型ですね。
膣挿入しなくても、患部に接触すれば感染するので素股行為でも大いに感染します。
ただし、ヘルペスウイルスはあなたの健康な皮膚からは感染しません。
あなたの指が患者の水ぶくれに触れても、それだけでは感染しません。(むろん、触れない方がいいですけど)
指に傷があったり、炎症を起こしていたり、何か異常があれば感染する可能性はあります。
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◇HIV感染とヘルペスウイルス
こんな非常に強い感染力を持つヘルペスウイルスですが、HIV感染とも関係があります。
もしもあなたが性器ヘルペスに感染していれば、あなたの性器に炎症などを起こし、そこからHIVが侵入しやすくなります。
「ストップHIV/AIDS 岡 慎一 少年写真新聞社刊」(2006年)の中にはこう書かれてあります。
「性感染症による粘膜局所(性器の粘膜部分)に炎症があると、正常な場合の2倍から5倍感染しやすい。更に潰瘍(かいよう)があると50倍から 300倍感染しやすい。」
性器ヘルペスに感染していることは、HIVに感染しやすくなっていることでもあります。
もしもヘルペスに感染した人が、HIVや梅毒にも感染していると、ヘルペス感染によってできた水ぶくれの中に、ヘルペスウイルスだけでなく、HIVや梅毒のウイルス、細菌がウヨウヨいます。
すると、あなたが精液や膣液に触れなくても、水ぶくれに触ってしまえばそこからHIVに感染する可能性があります。
つまり、ヘルペスウイルスに感染していると、他の性感染症も感染拡大させてしまうのです。うつすことも、うつされることも可能性が高くなります。・
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◇単純ヘルペスの治療は?
単純ヘルペスの治療には、次のような抗ウイルス薬を使います。
●アシクロビル(商品名 ゾビラックス)
ヘルペスウイルスのDNAに作用して、増殖を阻害します。
●塩酸バラシクロビル(商品名 バルトレックス)
アシクロビル系の抗ウイルス剤で、アシクロビルよりも吸収効率のよい薬です。
●ビダラビン(商品名 アラセナA軟膏)
ヘルペスウイルスの増殖を止めます。外用薬です。感染初期に使うと効果的で、発症から5日以内でに使用開始が望ましいそうです。
●イドクスウリジン(商品名 IDU)
単純ヘルペスウイルスを死滅させます。ただ、非常に副作用が強く、眼科の点眼薬として使われます。
◇最後にあなたに気を付けて欲しいことは・・
最後になりますが、もしもあなたがHIV感染による免疫不全で単純ヘルペスを発症した場合、再発のサイクルが短くなり、頻繁に発症するようになります。
CD4陽性Tリンパ球の数が、200/μL未満になると水ぶくれが現れている期間が長くなり、50/μL未満ではより重症化し痛みを伴う深い潰瘍が出来ます。
そして1ヶ月以上も症状が持続するようなら免疫不全が非常に重篤な状況にあることを示しており、エイズ指標疾患にもなっています。
当然ですが、エイズ指標疾患を発症する前にHIV感染を見つけて治療を受けることが大事です。そうすればエイズの発症を防ぐことが出来ます。
帯状疱疹と同様、あなたにHIV感染の不安や思い当たる過去があって、かつ単純ヘルペスを発症したら、まずはHIV検査を受けた方が安全かと思います。
もしもあなたを診察した医師がHIV検査を指示しなくても、あなたの判断でぜひHIV検査を受けて下さい。
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