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原因不明の下痢からHIV感染を疑う人がいます。
いったいどのくらいの感染確率でしょうか?
確かにHIVの感染初期、あるいは免疫力低下の時期に下痢の症状が出ることがあります。
でも、下痢はHIV感染以外の原因でも発症します。
きっとあなたも何度も経験していることでしょう。
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◇下痢でHIV感染を疑う人たち
普通に考えると何日間か下痢したくらいでHIV感染を疑う人はまずいないでしょう。
いるとしたら、こんな場合です。
●HIV感染に思いあたる不安行為をした人が、その後に下痢をした場合
●原因不明の下痢が長期間続く場合
●下痢の他にも微熱やリンパ腺の腫れ、倦怠感などを併発した場合
こうした場合に下痢をきっかけとしてHIV感染を疑う人がいます。
事実、当サイトでもご紹介している通り、急性HIV感染症の症状として下痢はHIV感染者の32%が経験したとするデータがあります。
また、HIV感染後の無症候期からエイズ発症前の時期に長期間の下痢が続くことがあることも知られています。
このように下痢とHIV感染は関連があります。
だからこそ、性風俗で遊んだとか、初めての人と性行為をしたとか、何らかのHIV感染の可能性がある行為の後で下痢が続くと心配になる人がいるのです。
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◇下痢からHIV感染は分からない
しかし、実際問題として誰でも下痢は経験しているはずで、ちょっと消化の悪いものを食べたり、体調不良が続くと下痢することは珍しくありません。
あるいは風邪の症状として下痢する場合もあります。
また、精神的なストレスが原因で下痢が起こる場合もあります。
HIV感染を心配するあまり、そのストレスで下痢になる可能性もあります。
あなたも「下痢の原因」でネット検査してみてください。
それこそ数えきれないくらい多くのサイトがヒットします。
精神的な原因、肉体的な原因、様々な原因が解説されています。
その中に、「感染症による」という原因は出てきますが、HIV感染とはまず出てきません。
言う間でもなく下痢はHIV感染特有の症状ではないからです。
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◇ではHIV検査はどうする?
では、もしもあなたが下痢の症状からHIV感染を不安に思ったとき、HIV検査はどうするべきでしょうか。
受けるべきか、それとも受けなくても大丈夫でしょうか。
「症状がすぐに治れば検査を受けないし、ずっと続くようなら受ける。」
少なくともこの考えは不正解です。
もしも急性HIV感染症の関連で下痢が起きた場合、何もしなくても自然と治ります。
下痢の症状が治ったからといってHIVに感染していないとは断言できません。
私が思う正解とは、
「あなたがHIVに感染したかも知れない行為に心当たりがあるなら、HIV検査を受ける。」
これです。
下痢は単なるきっかけに過ぎません。微熱でものどの痛みでも同様です。
もっと言えば、何も症状が出ていなくても感染の可能性があるならHIV検査を受けて頂きたいと思います。
下痢という、ある意味ありふれた症状にそれほど神経質になる必要はありません。
しかし、場合によっては重篤な病気の兆候かも知れません。
例えば大腸がんや感染症などの場合です。
ひどい下痢、頻繁におきる慢性的な下痢などは専門医に診てもらいましょう。
そして頭の隅にはHIV感染のことも覚えておいてください。
あなたにHIV感染の不安や心当たりがあれば、例え医師の指示がなくてもあなたの判断でHIV検査を受けて下さい。
STDチェッカーなら、保健所や病院と同じ第四世代のHIV検査です。HIV感染初期の急性期にも信頼性の高い検査が可能です。
私も使ってみましたが、わずか10分で使えました。
STDチェッカーは保健所や病院と同じ、第四世代のHIV抗原抗体検査です。
急性期の検査では第三世代の抗体検査より信頼性が高いとされています。
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