50歳以上のエイズ患者が増えている!厚生労働省エイズ動向委員会からそんな発表がありました。

8月30日付で2013年第2四半期(4月~6月)のエイズ動向が発表になりました。その概要から要点をあなたにお伝えしたいと思います。

情報源はこちらのサイトです。⇒『エイズ動向委員会報告』

・・◇四半期ベースではエイズ患者が過去最多!


では主な指標をご紹介したいと思います。

2013年4月1日~6月30日

●新規HIV感染者 294人(過去2位)

●新規エイズ患者 146人(過去最多)

●新規HIV感染者とエイズ患者の合計 440人(過去最多)

●新規HIV感染者として報告された人における「いきなりエイズ」 33.2%

●新規HIV感染者における感染ルート

2013年第2四半期新規HIV感染者の感染ルート
姉妹サイト「HIV検査完全ガイド」より

●新規エイズ患者における感染ルート

2013年新規エイズ患者の感染ルート
姉妹サイト「HIV検査完全ガイド」より

以上のような概要となっています。新規HIV感染者は過去2位、新規エイズ患者は過去最多という結果でした。


・・◇50歳以上に多いエイズ患者


今回、新規のエイズ患者が146人で四半期ベースでは過去最多となりました。これを年齢別の分布でグラフにすると以下のようになります。

●2013年第2四半期(4月~6月)新規エイズ患者年代別分布

2013年新規エイズ患者年代別分布
グラフ1.第2四半期(4月~6月)の新規エイズ患者年齢別分布

いかがでしょうか。何と50歳以上が最も報告件数が多いのです。全体の約40%を占めています。

これは第2四半期(4月~6月)のデータです。では、第1四半期(1月~3月)はどうだったのでしょうか。こちらもグラフを見てください。

●2013年第1四半期(1月~3月)新規エイズ患者年代別分布


グラフ2.第1四半期(1月~3月)の新規エイズ患者年齢別分布

第1四半期もやはり50歳以上の新規エイズ患者は多く報告されており、全体の28%を占めていました。

更に2012年の年間通期のデータを同じくグラフで見てみましょう。

●2012年通期(1月~12月)新規エイズ患者年代別分布


グラフ3.2012年通期の新規エイズ患者年齢別分布

やはり50歳以上の新規エイズ患者は多くて全体の30.6%を占めています。

こうして過去のデータまで検証してみると、50歳以上のエイズ患者は元々多く、それが2013年の第2四半期になって更に増加傾向を示していると言えます。



・・◇なぜ50歳以上に多い、新規エイズ患者


では、どうして50歳以上に新規エイズ患者がこうも多いのでしょうか。

素人ながら私が思うに、

『50歳以上はHIV検査を受けない。50歳以上は危機感が薄い。』

これが理由だと思います。

もしかしてあなたは、

「HIVに感染してからエイズ発症までは10年近くかかることもある。HIV感染者に比べてエイズ患者が高齢化するのは当たり前だ。」

こんなふうに考えていませんか。

でも、ちょっと待ってください。その考えは一見正しいようにも思えますが、実際はそうではないと思います。確かにHIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は長いものがあります。

ただし現在ではHIV検査で感染が分かれば治療によってエイズ発症を防ぐことができます。エイズ動向委員会が発表する新規エイズ患者とは、全て「いきなりエイズ」の患者なのです。

例えば新規HIV感染者として報告された人が数年先にエイズを発症しても、それは新規エイズ患者として報告されません。HIV感染者の病変として任意の報告があるだけです。

つまり、50歳以上に新規エイズ患者が多いと言うことは、50歳以上に「いきなりエイズ」を発症する人が多い、ということです。自分がHIVに感染していることに気が付かないままエイズを発症しているのです。

ではなぜ50歳以上に「いきなりエイズ」が多いのか?

それはHIV検査を受ける人が少ないからです。自分がHIVに感染しているかも知れないという危機感が薄いのではないでしょうか。

50歳以上の人は若い世代に比べてHIVやエイズに関する知識、情報が不足している。それなのになぜか自分だけは大丈夫と言う根拠のない自信があって、HIV検査を受けない。

あるいは世間体が気になって、HIV検査が受けづらいと言う理由もあると思います。「いい歳をして・・・」そんな目で見られることへの羞恥心が働くのではないでしょうか。

事実、50代の私の知人にはそんな世間の目を気にして保健所に行けない人がいます。病院も同様です。

でも、HIV感染に年齢は関係ありません。50代だろうと60代だろうと、いえ、70代だってHIVは感染します。そして治療を受けなければ「いきなりエイズ」を発症します。

もしもあなたが50歳以上で、世間体が気になってHIV検査を受けられないままでいるなら。どうぞ自宅で誰にも知られず使えるHIV検査キットも考えてみてください。

HIV検査キットはその利便性、匿名性、信頼性によって年々利用者が増え続け、2011年には6万5000個も利用されています。私自身も何回か使っています。⇒『HIV検査キット体験記』

繰り返しますが、早期にHIV感染が分かればエイズ発症を防ぐことも可能です。早期のHIV検査は救命的検査です。どうかそれを忘れないでください。

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