エイズノイローゼの本当の怖さとは・・・? ぜひあなたにも知っておいて欲しい!
あなたはエイズノイローゼがどんなものかご存知ですか?そして、エイズノイローゼの本当の怖さを知っていますか?
あなたご自身がエイズノイローゼにならないよう、この記事を予防にお役立てください。
◇エイズノイローゼとは?
自分がもしかしたらHIVに感染しているのではないかと不安になる人はいっぱいいます。そしていつかエイズを発症してしまうのではないかと不安になる人も大勢います。
かつての私もそうでした。HIV感染不安のあまり夜も眠れない、食事ものどを通らない、そんな状態が3ヶ月くらい続きました。
しかし、そうした状態に陥ることをエイズノイローゼとは言いません。ある意味、そうした状態は当たり前です。心配事があって眠れない、食欲が落ちる、これはあなただって経験があるでしょう。人間なら程度の差こそあれ、自然な反応です。
エイズノイローゼとは、いくらHIV検査を受けて陰性になってもその検査結果を信じることができず、自分はHIVに感染しているのではないかと言う不安から脱することが出来ない状態を言います。
普通、どんなに自分のHIV感染を不安に思っても検査で陰性になれば安心します。もう不安に怯えることもありません。私の場合もHIV検査で陰性と分かったその瞬間にHIV感染の恐怖から解放されました。
でも、中にはどんなに医者に大丈夫と太鼓判を押されても医者の言葉を信じることが出来ない人がいるのです。それは心が病んでいることが原因の場合もあります。
あるいはささいなことからHIVに感染するのではないかと不安や恐怖を覚える人もいます。お風呂、トイレ、果ては食器や食材からHIVに感染するのではないかと疑い不安になる人がいます。
どんなにHIVの感染ルートを説明して大丈夫だと言っても信用しません。常に自分がHIVに感染するのではないかと怯えています。
以上のように、HIV検査の結果を信じることが出来ない人や、感染するはずのないルートで不安になってしまう人をエイズノイローゼにかかっていると言います。
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◇エイズノイローゼの怖い点は?
つい最近ですが、ある有料の医療サイトでエイズノイローゼではないかと思える人の書き込みを連続で2件見つけました。どちらの書き込みもHIV検査の結果を信じることが出来ず、何回も検査を繰り返して受けています。
片方の人はかなりの重症で、HIV抗体検査を10回以上受けたあと、今度はNAT検査を10回以上受けています。それでもなお不安を拭い去ることが出来ず、毎日悩んでいるのだそうです。
HIV抗体検査は保健所に行けば無料ですが、NAT検査はそうはいきません。原則保険が適用できませんから、1回あたり1万5000円くらいかかります。10回で15万円です。
この方の場合、長期に渡って微熱や倦怠感が続いており、それがHIV感染の症状ではないかと不安になるのだそうです。
しかし、何十回HIV検査を受けてもずっと陰性なのですから、微熱や倦怠感がHIV感染によるものではないことは明らかです。しかし、本人はHIV感染をずっと疑っています。ここが恐ろしいところです。
本当は他の病気かも知れません。ウイルス性の肝炎かも知れないし、結核かも知れません。早く病院でちゃんとした検査を受けるべきです。
あるいはHIVに感染しているかも知れないという精神的ストレスからくる症状かも知れません。この場合は心療内科や精神科の専門医に診てもらうことが必要です。
エイズノイローゼの怖いところはHIV感染、エイズ発症に全ての神経が集中してしまい、その他のことが見えなくなってしまうことです。
感染するはずのないルートを心配する人も同様です。あまりに不安が大きすぎて正常な日常生活が送れなくなります。対人関係にも支障が出てきます。
恐らく重症の場合は本人の力だけでエイズノイローゼから脱出することは難しいかも知れません。自分から進んで専門医に診てもらう気持ちにはなれないと思います。周囲の人の理解と協力が必要だと思います。
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◇エイズノイローゼを予防するには?
色んな本やエイズ関連サイトを見ると、HIVやエイズに関する正確な知識、正しい情報を持つことがエイズノイローゼの予防に役立つと書かれてあります。
それは確かにそうかも知れません。正しい知識や情報がないばかりに心配しなくてもいいことを心配して不安から抜け出れない人もいるかも知れません。
インターネット上には到底読み切れないほどの情報が溢れています。そして中には信ぴょう性のない単に不安をあおるだけの情報も無数に存在します。
どの情報が役に立つ情報か、信頼できる情報か、見極めて取り込む必要があります。
ただ、どうでしょうか。私がネットの相談サイトで見てきた限りでは、エイズノイローゼの可能性がある人の中にはうつの傾向があったり、強迫性障害を持った人がいます。
こうした人たちはご自分でもそれが分かっていて相談の中に書き込んでいます。つまり自分で分かっているのにエイズの不安、恐怖から離れることが出来ないのです。
こうした人たちにエイズノイローゼの予防と言っても、本質的にはそもそもの病気を治すことが最大の予防ではないでしょうか。HIVやエイズの知識ウンヌンでは予防出来ないような気がします。
専門医に大丈夫と説明してもらってもなお不安を感じるのですから。エイズの専門医だけでなく精神科や心療内科の専門医も必要ではないかと思います。
ひとつだけ余談を書きます。
私の周囲にエイズノイローゼの人はいませんが、うつ病や自律神経失調症の人はかなりいます。家族の中にも親戚の中にも同僚の中にもいます。ホントに沢山います。
そして家族に付き添って心療内科や精神科に何度も行ったことがあるのですが、どこも待合室は患者でいっぱいです。見た目はごく普通のサラリーマン、主婦、学生、お年寄りが大勢診察の順番を待っています。
現代は誰もがストレスを抱えて生きているのだとつくづく思います。
あるとき、心療内科の先生が言いました。
『精神的なストレスは本人には分からないうちにどんどん蓄積されます。そして本人がストレスを感じたときには手遅れになっていることもあります。日頃から強制的にストレスを解放することが大事です。』
こう言ったのです。
つまり、定期的に休暇を取り、自分がリラックスできる、ストレスを発散できる時間をしっかり確保することが大事だと言う訳です。
疲れる前に休む。これこそが精神が病むことを防ぐ基本です。
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