TOPコラムトップ>HIV感染者の手記を読む

HIV感染者の手記・・・それは、あなたや私が感染者を理解する貴重な架橋です。


このサイトで何度も書いていますが、私はかつてHIV感染疑惑に悩み、夜も眠れない、食事も
喉を通らない辛い経験をしたことがあります。

でも、HIV検査の結果は幸いにも陰性でした。

私が自分のHIV感染疑惑に悩んでいたのは3ヶ月間です。その3ヶ月間に、色んなことを考え
ました。

もしもHIVに感染していたら・・・エイズを発症したら・・・

家族のこと、会社のこと、友人のこと。しして、自分自身の死についても考えました。
正直、とても怖かったです。だからHIV検査を受けることができませんでした。

でも、あくまでも私の場合は想像でしかありません。もしも、HIV陽性だったら、と仮定の話です。
確かに不安は大きく、苦しかったのですが、でもHIV陽性が確定していた訳ではありません。

たぶん、私の心の奥底では、まだ陽性と決まった訳じゃない、陰性かも知れない、そんな想いが
きっとあったと思います。

人間は自分が体験したことしか理解できない、などと言う人もいます。人の体験を聞いて何でも
分かったような気になっても、それは想像の世界であって本当に分かることは出来ないのかも
知れません。

私がいくらHIV陽性の不安を経験したとしても、それは想像の世界であって、本当のHIV陽性者の
気持ちは絶対に分からないのだと思います。

でも、私は少しでもHIV陽性者の気持ちを理解したい、知りたいと思っています。それはやっぱり
あの3ヶ月間の体験が影響しています。

確かに私は陰性だった。でも、それはほんのちょっとだけ運が良かったというだけの話であって、
HIVに感染していてもおかしくない行為を繰り返していました。

だから私にはHIVに感染した人たちのことが到底他人事だとは思えないのです。

そんな私がHIVに感染してしまった人たちの手記を読みました。

そこにはとてもリアルな想像の世界ではない現実の世界の体験が綴られていました。
HIVに感染した人にしか分からない苦しみ、不安、辛さが書かれています。

私はこうした手記を読むと、やはりあの3ヶ月を思い出します。そして、正直に言えば私自身が
HIVに感染していなかったことに感謝したくなるのです。

同時に、不運にしてHIVに感染した人達の気持を理解すること、これが私に出来る唯一のことだ
とも思うのです。

そして、HIV感染者の気持ちや状況を理解することが、差別や偏見のない社会を作ることに
きっと役立つと思うのです。

私自身がHIV感染疑惑に怯えていたとき、HIV感染を特別なもの、エイズを特別なものとして
怖がっていました。それは間違いない事実です。

今や抗HIV医療は進み、HIV感染症は致死的疾患ではなく慢性疾患に近づきつつあります。
一方では毎年新規のHIV感染者は増加傾向が止まりません。
つまり、累計のHIV感染者は増加する一方なのです。

私の周囲にも、あなたの周囲にもHIV感染者はきっといます。ただ、それを隠しているだけです。

HIVに感染していることを隠さずに済む、そんな社会が来てほしと思います。そのために、私に
出来ること、それは小さなことかも知れませんがHIV感染者のことを知ることです。

もしも、あなたも私と同じようにHIV感染者の気持ちや状況を知りたいと思うなら、ここで感染者の
手記を読むことができます。

■陽性者の手記

■たんぽぽ

ほんの少しだけでもHIV感染者の気持ちが理解出来たら、そう思います。

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