TOPコラムトップ>HIV感染も胃がんも同じで・・・

急性HIV感染症は気にし始めるとキリがありませんが・・・

咳やのどの痛み、倦怠感や微熱などの症状がでたとき、ある人はHIV急性感染症ではないかと不安に感じます。
でも、それはあまりに平凡な症状なので、ただの風邪、体調不良かも知れません。

私の友人に、自分が胃がんではないかと不安に思っている男がいます。つい先日、久しぶりに会ってお昼をいっしょに食べたのですが、どうも食欲がなさそうです。どこか悪いのかと尋ねたら、自分は胃がんかも知れないというのです。

何でも、ここ2週間くらい胃の調子が悪く、やたらと「げっぷ」が出るというのです。それでその友人はネットで胃の病気を調べたらしいのですが、胃がんの初期症状に「やたらとげっぷが出る」と書いてあったそうです。

私は医療の専門家でもなんでもないので、彼が胃がんかどうかは全く分かりません。しかし、普通に考えて、「げっぷ」が出るからと胃がんを心配するのはどう考えても過剰反応ではないかと思いますよね?

そんなに心配なら病院で胃カメラでもやってもらえばいいではないかと聞くと、それは怖いというのです。もし、胃がんと告知されたら耐えられないというのです。もともと心配性の男ではありましたが、結局いまだに病院にも行けずに不安な日々を送っているとのことです。

この友人の話はまったく本当の話なのですが、友人は病院に行って診察してもらう以外に選択肢はありません。

●もしも、友人が本当に胃がんだったら・・・
できるだけ早期に治療を開始しないと、取り返しのつかないことになります。

●もしも、友人が胃がんではなかったら・・・
彼はこれからも「げっぷ」が出るたびに不安になり、そのうちストレスから本当の病気になってしまうでしょう。

つまり、胃がんであろうとなかろうと、病院で診てもらうしか彼が救われる道はないのです。

この友人の話は、HIV感染の不安に悩むあなたに似ていませんか?

「もしかしたら、HIVに感染しているかも知れない・・・」

あなたは数週間、数か月前にちょっと危ない性行為をやってしまいました。コンドームなしで風俗で遊んだり、コンドームなしでアナルセックスをしたり。

そして、最近になってのどが痛い、微熱が続く、どうも体がだるい、関節が痛い・・・などなどの自覚症状が出てきました。それでHIV感染が不安になってしまったのです。

これは本質的に私の友人が「げっぷ」を心配するのと同じです。「げっぷ」は別に胃がんにならなくても誰でもすることがあります。私だって食べ過ぎたり、お腹の調子がよくないときは「げっぷ」が出ます。あなただってそうでしょう?それをいちいち胃がんかも知れないと悩む人はいません。

あなたの風邪に似た症状も同様です。単なる風邪でも体調不良でも、のどの痛み、関節の痛み、微熱は出ます。それをいちいちHIV感染かも知れないと悩んでいたらキリがありません。

でも、友人は自分は胃がんではないかと不安に思い、あなたはHIVに感染しているかも知れないと不安になります。それは、そう思うだけの心当たりがあるからです。

友人は「げっぷ」が出はじめた頃にどうも胃の具合が悪い日が続き、それが「げっぷ」の原因ではないかと思っています。あなたもHIVに感染したかも知れない行為に心当たりがあります。だから不安になり、心配になるのです。

友人の胃がんが病院で診察してもらう以外に救われる道がないのと同様、あなたのHIV感染疑惑もHIV検査を受ける以外に救われる道はありません。

●もしもあなたが本当にHIVに感染していたら・・・
早期治療によってエイズの発症を防ぐ必要があります。今やHIVに感染してもエイズは防ぐことが出来るのです。

●もしもあなたが本当はHIVに感染していなかったら・・・
これから先もずっと不安を引きずります。何か体調不良で症状が現れるたびにHIV感染が不安になります。それはあなたにとって大変大きなストレスとなります。

こんなことを書いている私自身、自分がHIVに感染しているかも知れないと不安に悩んだとき、やはりHIV検査が怖くて3ヶ月も迷っていました。検査結果が怖くて、どうしても保健所に行けかなったのです。今、HIV感染不安に悩むあなたの気持ちもよく分かるし、胃がんの不安を持つ友人の気持ちも分かります。

でも、何度も言いますが胃がんの不安は病院で診察を、HIV感染の不安はHIV検査を、受ける以外に解決する方法はありません。

そして、私は思うのです。友人が胃がんを心配することも、あなたがHIV感染を不安に思うことも、決して悪いことではないと。ある人は心配し過ぎだというかも知れません。でも、何も心配しないことが最も危険だと思うのです。

私の父は72歳で食道がんで亡くなりました。ずっと自覚症状はあったはずなのに、まさか自分ががんだとは思わず放置していました。とても病院嫌いの父だったし、自分の健康には自信を持っていたのです。

でも、いよいよとなって病院に行ったときはもうがんの末期だったのです。どうしてもっと早く病院で診てもらわなかったのかと、いくら後悔しても追い付きません。

HIV検査を受けて陰性になっても、その検査結果を信用することが出来ずに、ずっと自分はHIVに感染していると思いこむ人をエイズノイローゼと言います。ここまで心配するのは病的であって過剰なのですが、ある程度自分のHIV感染を疑うことは正解です。なぜなら、ほんのちょっとした体調不良からHIV感染を疑い、HIV検査を受けるきっかけにできるからです。

現在、日本ではHIV感染者の30%以上が自分のHIV感染に気が付かず、エイズを発症してからやっと気づいているのです。エイズ発症前に感染が分かっていればエイズを防げたのに、とても残念なことです。だからこそ、HIV感染に対して敏感でいることは大切だと思うのです。

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