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gooやYahoo!の相談サイトに途切れることなく、延々と繰り返される相談、
それがこれです。
もしかしたら自分はHIVに感染しているかも知れないと思うと不安でたまらず、
つい相談してしまいます。
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2009年に私自身がHIV感染の不安に悩んでいた頃、随分相談サイトに書き込みをしました。
その私の書き込みに対して何人かの方が回答をくれて、
「その程度では感染していないと思います。」
という回答を見つけては気休めに安心していました。でも、それはホントに気休めでしかなく、
私はすぐまた不安になってしまうのです。
結局、私は相談しているというより、安心したくて書き込んだといった方が正確かも知れません。
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・・◇いくらでも情報は手に入るけど・・
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当サイトをはじめ、HIVやエイズに関する情報サイトはそれこそ無数に存在します。中には
厚生労働省や、公的医療機関のような信頼できるサイトも沢山あって、いくらでも正確な情報を
入手することが可能です。
あなたがHIV感染の不安を感じたら、そうしたサイトを見て回ればすぐにある程度の欲しい情報が
見つかるはずです。
どんな場合にHIV感染がおきるのか?
どんな場合はHIV感染の心配がないのか?
具体的な事例と共に分かりやすく書かれたサイトが沢山あります。
ネットの相談サイトでみられる回答レベルなら、わざわざ相談しなくても自分で簡単に情報が
手に入るのです。
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・・◇しかし、ネット相談者は後を絶たない
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でも、それでもやはり相談サイトに書き込みせずにはいられない人が多くいます。
私にはその気持ちもよく分かります。
でも、どんなに相談サイトに書き込みを続けても、絶対にあなたが安心できるはずがありません。
なぜなら、HIV感染は検査をすることでしか判定方法がないからです。
あなたがHIV感染を不安に思う理由、状況をどんなに詳細に書き込んでも、100%の正確さで
あなたのHIV感染を判定できる人はいません。有名病院の名医でも不可能です。
むろん、中には、
「キスだけでHIVに感染しますか?」
などといった超初歩的な質問者さんもいて、そうした相談は論外とします。
そうではなくて、
●風俗に行ってから風邪に似た症状が出てきた。
●オーラルセックスでの感染が不安になった。
●恋人が風俗通いをしている。
●ほんの数回だけど、コンドームなしでセックスしてしまった。
●挿入はしなかったけど、素股行為が心配になった。
こうした行為から自分のHIV感染を不安に思う人たちです。
こんな不安があるなら、保健所や病院に行ってHIV検査を受けるしか不安を晴らす方法はありません。
どんなにネット上に情報があふれていても、その情報であなたのHIV感染を判定することは不可能
です。
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・・◇感染確率の落とし穴
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ネットの相談サイトで、
「その程度ではHIVに感染していないでしょう。」
と回答する人の根拠は、多くの場合感染確率の低さです。
例えば、オーラルセックスを心配する人に対して、
「オーラルセックスによるHIVの感染確率は0.01%です。めったなことでは感染しません。」
などと回答しています。
でも、
「めったに感染しない」
とは、
「まれには感染する」
ということであり、あなたがHIVに感染していないことの理由づけにはなりません。
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あなたは宝くじを買ったことがありますか?1等3億円が当たる確率は1千万分の1だそうです。
でも、多くの人は、
「もしも当たったらどうしよう・・・」
と考えながら宝くじを買います。それは、どんなに薄い可能性であっても、決してゼロではないから
期待するのです。
少なくともHIV感染の確率は宝くじで3億円が当たる確率よりは大きいのです。もしも3億円が
当たったらと考えるのなら、その前にもしもHIVに感染していたらと、そう考えてみてください。
ネット上の相談サイトに書き込みするより、保健所か病院でHIV検査を受けること、これが
あなたがHIV感染不安から救われる唯一絶対の方法です。
どうしても保健所や病院には行きたくない、行けない事情のある人は、自宅でHIV検査をする
ことも可能です。
■「もしかして・・・」 HIV感染が不安になったら迷わず検査。自宅で検査が出来ます。
・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)
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