HIV感染の可能性があった日から10年が過ぎて、様々な症状からHIV感染を不安に思って心配する人がいます。

当サイトではHIV感染の初期症状について多くの記事を書いています。もしかしたら自分はHIVに感染したのではないかと心配する人が大勢いるので、そうした人たちの参考になればと思っています。

しかし、さすがに10年も経過しているのに発熱やヘルペスでHIV感染を不安に思う人は少ないでしょう。

・・◇10年経っても心配!


それはある有料の医療相談サイトで見つけた相談でした。30代の女性が10年ほど前にHIVに感染したかも知れない危険行為をしたそうです。

それからすでに10年が経過したのですが、最近になって発熱や口腔カンジダ、ヘルペスなどを発症し、HIVに感染しているのではないかと不安になったそうです。

むろん、HIV検査を受ければはっきりするのですが、この女性はどうしてもHIV検査が怖くて保健所に行けないのだそうです。

確かにその気持ちはわかります。私自身、かつて深刻なHIV感染疑惑に陥り、3ヶ月間悩み続けていました。その3ヶ月間は検査結果が怖くてやはり保健所には行けませんでした。

相談した女性の気持ちはよく分かるのですが、しかし危険行為から10年も過ぎていると言う点がちょっと珍しいというか、あまり例を見ません。

たいていは危険行為から数週間後、数ヶ月後の単位で不安になります。一般に急性HIV感染症は感染後2週間から6週間くらいに発症すると言われています。

従って、今回ご紹介した女性のようにすでに10年も経過していれば感染初期の症状ではなく、「いきなりエイズ」の症状を心配すべきです。

例えば、この女性は口腔カンジダを発症してHIVを心配しています。確かにHIV感染による免疫力低下で口腔カンジダになることがあります。しかし、「いきなりエイズ」として発症するカンジダは口腔カンジダではなく、食道、気管、気管支、肺などに発症します。

あるいは、「ちょっとした傷が治りにくくなった。これはHIV感染による免疫力低下が原因ではないか。」と心配されています。しかしこれも直接HIV感染を疑う症状とは言えません。

例えば睡眠障害を持った人、糖尿病を抱えた人などは傷の治りが遅いと言われます。栄養が足りない、血液の循環が悪い、などの理由も考えられます。

結局、危険行為の直後だろうが10年後だろうが症状からHIVに感染しているかどうかを判定することは不可能です。HIV検査を受けてみるしかありません。


・・◇HIV検査を受けるきっかけに!


これも当サイトで何度も記事にしてきましたが、何かの症状が不安になったらとにかくHIV検査を受けてください。症状からいくら考えてみてもHIVに感染しているかどうかはわかりません。HIV検査が唯一の判定方法なのです。

ただ、色んな症状を不安に感じることは決して無意味ではないと思います。私もそうだったのですが、何かの症状が出ることで急にHIV感染が怖くなり、結局それがきっかけでHIV検査を受けました。

HIV感染を思わせる症状はHIV検査を受けるきっかけになります。症状を過度に心配する必要はありませんが、決して無視することなくHIV検査を受けるきっかけにして欲しいと思います。

そんなきっかけでもないと、なかなかHIV検査を受けることもないと思うからです。それがHIV感染の可能性があった日から10年が過ぎていたとしてもです。

何年経過していようとエイズ発症前なら抗HIV治療によってエイズを防げる可能性があります。もしもあなたにそんな不安があるなら、「今更検査なんて・・・」と思わず、ぜひ保健所や病院で検査を受けてください。

■「もしかして・・・」 HIV感染が不安になったら迷わず検査。自宅でHIV検査が出来ます。

・STD研究所 STDチェッカー TypeJ(男女共通)

■HIVと最も重複感染が多いのが梅毒、B型肝炎。症状がより重症化することがあります。

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