あなたは、ご存知ですか?

HIV検査キットの信頼性はどれも同じではありません。選ぶなら第四世代のHIV検査です!

STDチェッカーは保健所や病院と同じ、急性期にも信頼性の高い第四世代のHIV検査です。

■STDチェッカー タイプJ(男女共通)


第四世代の抗原抗体検査について、詳細説明を関連サイトでどうぞご覧ください。

■HIVを含む検査キットの失敗しない選び方(検査キットの選び方と使い方)

 

新規HIV感染者の約30%が東京に集中しています。なぜでしょうか?

2011年(平成23年)に報告された新規HIV感染者は1,075人で、そのうち30%に当たる322人が東京都で報告されています。確かに東京は人口が多いのですが、人口比率でいえば全国の約10%です。

従って東京では人口比率の3倍も新規HIV感染者の比率が大きくなっています。これはなぜでしょうか?

いくつかの統計データを並べて検証してみましょう。下の表1をご覧下さい。今年の2月24日にエイズ動向委員会から発表になった2011年(平成23年)のエイズ動向から抜き出したものです。

全国で新規のHIV感染者が多かった11都道府県について、

①新規HIV感染者の年間件数
②新規HIV感染者の全国比率
③人口10万人当りの新規HIV感染者数
④保健所などの無料・匿名検査が可能な公的検査施設の数
⑤人口10万人当りの検査施設数

以上、5つの指標を表にしました。これらの指標から何が見えてくるでしょう。

◇2011年(平成23年)エイズ動向

都道府県 新規HIV感染者 全国的な比率 人口10万人当り 検査所数(箇所) 人口10万人当り
東京都 322 30.0% 2.4 47 0.36
大阪府 150 14.0% 1.7 37 0.42
愛知県 74 6.9% 1.0 33 0.45
神奈川県 58 5.4% 0.6 47 0.52
福岡県 37 3.4% 0.7 26 0.51
千葉県 34 3.2% 0.5 17 0.27
兵庫県 29 2.7% 0.5 26 0.47
静岡県 22 2.0% 0.6 9 0.24
岐阜県 21 2.0% 1.0 9 0.43
茨城県 17 1.6% 0.6 12 0.4
埼玉県 17 1.6% 0.2 18 0.25
全国合計 1,075 100.0% 0.8 663 0.52

表1.2011年(平成23年)速報値

この表から分かることを並べてみましょう。

①新規HIV感染者の30%が東京に集中している。

東京は人口比でいえば10%なので、人口比の3倍の新規HIV感染者が報告されている。ただ、人口は住んでいる土地でカウントされますが、HIV検査の陽性カウントは保健所のある場所で行われます。

東京近郊に住む人々が東京でHIV検査を受けて陽性となれば、それは東京の数値としてカウントされます。隣県から仕事や遊びで東京に来て、ついでにHIV検査を受ける人が大勢いるのではないでしょうか。(単なる私の推測、データなし)

②人口10万人当りの新規HIV感染者数は2.4人。

他のHIV感染者が多い都道府県に比べて断然多い。ちなみに全国平均では0.8人である。単に人口の絶対数が多いだけではなく、HIVの感染率が高いことが分かる。ただし、前述①と同じ事情があると思います。

③保健所などの無料・匿名でHIV検査ができる施設が東京には47ある。

東京にHIV感染者が多いことでよく言われるのが、

「東京では検査する場所も多くて、HIV検査の受検者数が多いため、結果としてHIV感染者が多く報告されることになる。」

という指摘です。

そこで、実際にHIV検査を無料・匿名で行っている施設の数を調べてみました。厚生労働省の『HIV検査相談マップ』というサイトがあり、ここで全国のHIV検査施設を検索できます。

ただし、一般の病院ではなく、保健所などの無料・匿名検査ができる公的施設、及びそれに準ずる施設です。同サイトによれば、無料・匿名でHIV検査が可能な施設は全国に663箇所あり、東京には47箇所あります。

この47箇所はお隣神奈川県と並んで全国で最も多い数字なのですが、人口10万人当りでみれば0.36箇所であり、全国平均の0.52を大きく下回っています。

東京の人口から言えば、検査施設の数はむしろ少ないと言えるのではないでしょうか。ただ、HIV検査は保健所以外に病院でも行っているので、保健所の数だけでは何とも言えないと思います。

④補足データ

表1には載せてありませんが、2011年における東京都と神奈川県の保健所におけるHIV検査の受検数を比較してみましょう。

●HIV検査を受けた件数
全国 131,243件
東京  12,333件(9.4%) 人口比 10%
神奈川 7,856件(0.6%) 人口比 7.1%

東京でHIV検査を受けた件数は全国の約9.4%であり、ほぼ人口比と一致しています。神奈川の場合は、人口からするとHIV検査を受けた人が非常に少ないようです。

⑤HIV陽性率

では、最後に東京都の保健所でHIV検査を受けた人の陽性率を見てみましょう。

東京都福祉保健局のホームページに公開されています。

●2010年(平成22年)の東京都HIV検査陽性率
都内保健所           0.52%
多摩地域保健所        0.41%
東京都南新宿検査・相談室 1.09%

以上のような結果です。全国の保健所におけるHIV検査陽性率の平均は約0.3%です。それからすると、東京都は陽性率が高いと言えます。

◇なぜ東京にHIV感染者が多い?

最後に私なりに考えた結論です。

●人口の絶対数が多い。
これは当然の理由です。人口が多ければそれだけHIV感染者も多くなります。

●隣県の人が東京でHIV検査を受けている。
これはデータはありません。あくまで私の推測です。

●HIV陽性率が高い。
全国平均0.3%に対して、0.41%~1.09%と高い。人口に比例してHIV検査の受検者が多く、しかも陽性率が高いので、結果的に新規HIV感染者の報告件数が多くなる。

●男性の同性間接触感染ルートが多い
これもデータはありません。あくまでも私の推測です。HIV感染の最大感染ルートは性行為感染であり、中でも男性の同性間性的接触が最も多いルートです。

この感染ルートに該当する人が最も多いのが東京なのではないでしょうか。それがHIV検査における陽性率を引き上げていると思います。

●いきなりエイズの報告率が低い

これも表1には載せていないデータなのですが、東京都における2011年のいきなりエイズ報告率は約20%です。全国平均が31%なので、それよりは10%も低い値となっています。

つまり、HIV感染者がエイズ発症前に検査でより多く見つかっている訳で、HIVに感染している可能性が高い人の受検率が高いと言えるのではないでしょうか。

注)「いきなりエイズ報告率」とは、HIVに感染したと報告された人の中で、すでにエイズを発症していた人の割合を言います。(新規エイズ患者)÷(新規HIV感染者+新規エイズ患者)×100%

なお、「いきなりエイズ報告率」とは私がかってに名づけたもので広く周知された呼び方ではありません。

以上、東京で新規HIV感染者が多く報告されている理由を検討してみました。HIV感染者が多いことは大きな問題ですが、HIV検査によって潜在的な感染者が発見されることは望ましいことです。いきなりエイズを減らすことにつながります。

それは社会全体で考えればHIV感染の予防にもつながります。

東京都福祉保健局の発表によれば、今年2012年の東京における第1四半期のエイズ動向は前年から感染者が減少しています。

平成24年1月2日から平成24年3月25日までの感染者報告数(東京都)
( )は昨年同時期の報告数

●HIV感染者         79件  (87件)
●AIDS患者         19件  (20件)
合計              98件 (107件)

HIV感染者数、エイズ患者数とも昨同時期を下回るペースで報告されています。この調子で年間の感染者数、患者数も減ってくれるといいですね。

アイコンボタンSTDチェッカーは保健所や病院と同じ、第四世代のHIV抗原抗体検査です。

アイコンボタン急性期の検査では第三世代の抗体検査より信頼性が高いとされています。
フッターバナー3

第四世代のHIV抗原抗体検査です!
タイプJ ・HIV検査専用です。(男女共通)
・私はたったの10分で終わりました。

¥4,600+消費税
矢印STDチェッカー タイプJ
重複感染は単独感染より危険です。
タイプO ・HIV
・梅毒
・B型肝検査
(男女共通

¥7,750+消費税
矢印STDチェッカー タイプO
一番人気、主要5項目を同時検査。
タイプE ・HIV
・梅毒
・B型肝炎
・クラミジア
・淋菌

¥9,200+消費税
矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから