ネット上の医療相談サイトで、なるほど!と思わず声を出してしまった記事を見つけました。

私は当サイトを運営していることもあって、いろんなネット上の医療相談サイトを見ています。無料のサイトもあれば有料のサイトも見ています。そこにはそれこそ毎日、HIVやエイズの相談が寄せられています。

そんな医療サイトの中で、つい最近、「なるほど、それはそうだ!」と思わず声を出して共感した書き込みがありました。それをあなたにもご紹介したいと思います。

◇HIV感染の相談者

私が見つけた相談サイトは登録制の有料サイトです。回答者は全て現役の医師が行っています。そんなサイトにHIV感染の疑いに悩む相談者が書き込みをしていました。

相談者の書き込みによると、こんな症状が出ているそうです。

●性器に違和感がある。

●リンパ節が腫れたり、痛みを感じる。

相談者は性風俗で遊んだ経験があるため、性感染症を心配しており、特にHIV感染を不安に思っています。確かに、リンパ節の腫れはHIV感染の初期症状として現れることがあります。

この相談に対して、医師の回答は例によって例のごとく、鉄板回答です。

『HIV感染が不安なら、HIV検査を受けて下さい。』

そう、HIV感染については検査を受ける以外にはいかなる方法もありません。どんな名医でも回答はこれしかないのです。

でも、私が今回「なるほど!」と思ったのはこの回答ではありません。この回答はもう嫌と言うほど見てきました。今更なるほどもありません。

実は、この相談者と医師の間で何回かやり取りが続きました。相談者は自分の症状を訴え、性感染症の可能性について質問をを繰り返していました。

それに対して、医師はとにかく病院へ行きなさいと回答し、最後にはこう言い放ちます。

『素人さんの自己申告ほどアテにならないものはない!』

私がなるほどと声を出したのはこの回答に対してです。

確かに、性器に違和感を感じる、リンパ節が腫れている、と申告していても、実際に医師が診察してみないと真偽は分かりません。相談者ご自身はそう感じているのでしょうが、実際がどうかは診察しないと分かりません。

早い話、ネットの相談サイトで質問、相談しても本当のことは分かりません、と宣言しているようなものです。心配ならネットで相談しないでさっさと病院へ行きなさい、と忠告しているようなものです。

有料サイトの回答でずいぶん思い切った回答だと思う反面、確かにそれはその通りだと納得しました。

◇こんな例もあります

私の親戚のおじさんは我が家のすぐ近くに住んでいました。毎日のように顔を合わせていたのですが、あるとき背中が痛いと言い出しました。それで奥さんが湿布を買ってきて、おじさんはそれを貼り付けていました。

でも、背中の痛みはちっともよくならず、とうとうおじさんは病院へ行きました。そこで診察を受けた結果は・・・

何と、肺がんの末期でした。おじさんはそれからたったの3ヶ月で亡くなりました。

もしも、当時おじさんがネットの医療サイトに相談したとすれば、きっと背中の痛みを訴える相談をしたと思います。しかし、実は肺がんだったのです。

先ほどの医師が、

『素人さんの自己申告ほどアテにならないものはない!』

と言い切るのも分かるような気がします。

みかけの症状とは全く別の原因が潜んでいることもあるのですね。むろん、患者さんの立場からすれば、自分が感じたままを伝えているだけでウソをついている訳ではありません。

医者が患者の話す自覚症状から的確に真の原因を探し出すことを要求される訳で、先の言葉は決して患者に向かって言ってるのではなく、医師自身に向かって言うべき言葉ですね。

◇自覚症状があれば病院へ行く!

何にしても、あなたに何かしらの自覚症状があれば迷わず病院へ行くことをお勧めします。いくらネットで相談してみたところで症状が治るはずもなく、専門医に診てもらうしか道はありません。

当サイトでご紹介している自宅で使える検査キットもまた、自覚症状が出ている場合には使わない方がいいです。検査キットを使う時間があれば早く病院で診てもらうのが正解だと思います。

仮に検査キットで何かの性感染症に感染していることが分かっても、結局治療で病院へ行くことになります。ならば最初から病院へ行く方が時間もお金もかかりません。

ただし、HIV感染症を疑わせる症状の場合は別です。発熱、頭痛、下痢、リンパ節の腫れ、そうした風邪や体調不良と区別のつかない症状が出て気になる場合には、HIV検査キットを使う方法もアリです。

なぜなら仮に頭痛や下痢で内科に行ってもHIV検査までは通常しないからです。むろん、あなたがHIV検査をして欲しいと言えばやってくれます。それなら病院ではなく保健所に行く手もあります。保健所なら無料・匿名でHIV検査が可能です。

さて、今回のお話しの結論です。表現のいい悪いはありますが、かの医師が、

『素人さんの自己申告ほどアテにならないものはない!』

と指摘しているのはある意味正解です。もしもあなたの身の上に何か異常が起きて、自覚症状があったなら、決して自分の判断で検査したり薬を買ったりせず、専門医に診てもらって下さい。これが今回の結論です。

■この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます。
『HIV感染はどうやって分かる?』
『HIV感染が不安なあなたへ』

■もしもあなたに少しでもHIV感染の不安があるなら・・・
『早期のHIV検査があなたの命を救います。』

HIVに感染しても、エイズの発症を防ぐことができます。ただし、早期の検査が必要です。

■今や年間に6万5000個も使われているその秘密とは・・・?
『自宅でHIV検査キット体験記』
誰にも知られず、しかも保健所や病院と同じような高い信頼性でHIV検査が可能です。