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HIV感染症に合併する皮膚疾患として、尋常性白斑をご紹介します。
HIV感染に伴う皮膚疾患には色々な種類があります。このサイトでも、『HIV感染症と皮膚疾患』というページを設けて詳しく記事にしています。
ただ、具体的に取り上げた皮膚疾患は、帯状疱疹や単純ヘルペス、急性期皮疹など、比較的症例の多いものばかりです。
そこで、今回はHIV感染症の合併症としてはなじみの薄い、「尋常性白斑」について説明したいと思います。
かのマイケル・ジャクソンもこの病気にかかっていたとウィキペディアにあります。(むろん、マイケルはHIVとは関係ありません)
◇尋常性白斑とは?
私はこの病気を全く知りませんでしたが、尋常性白斑そのものはそれほど珍しい病気でもないそうです。
「尋常性白斑=じんじょうせいはくはん」と読みます。
どんな皮膚病かというと、皮膚の色が白くなっていく病気です。これは皮膚の表面にあるメラニン色素を作っている、色素細胞が消失するために色が抜け落ちて白くなる皮膚疾患です。
本来なら外敵を攻撃するはずの免疫細胞が色素細胞を攻撃して発症する、自己免疫疾患の一種だと考えられているそうです。
ただ、皮膚の色が白くなるだけで、体の内部にまで健康障害が出る病気ではありません。いわば、美容的な問題のみ発生します。
とはいえ、放置しておくと全身に広がっていくので大変です。
尋常性白斑のイメージをお分かり頂くために写真をご紹介しておきます。著作権の関係で直接ここに貼れませんので、こちらをご覧ください。⇒「尋常性白斑の写真」
◇尋常性白斑とHIV感染
尋常性白斑とHIV感染の関係については、「Visual Dermatology 2011 Vol.10」(秀潤社)の中に記事が出てきます。
杏林大学医学部皮膚科教授 塩原哲夫氏によって書かれた記事なのですが、塩原教授が1987年に経験された症例だそうです。
患者は50歳代で、最初は東部、顔面、手、背中、腕などにかゆみを伴う淡い紅斑点が出てきました。それが次第に白斑化し、かつ発症面積が拡大していきました。
塩原教授は最初尋常性白斑を考えましたが、単なる白斑化だけでなく、淡い紅斑点を伴っていること、また露光部優位に認めたことから、ウイルス感染、免疫異常が基盤にある可能性も疑ったのです。(露光部優位とは、日光があたる部分が主に発症すること)
そしていくつかの検査を行った末、メラノサイト(色素細胞)の減少を認め、尋常性白斑と診断したのでした。
しかし、この男性患者はその2年後にエイズ指標疾患の1つであるカポジ肉腫を発症します。更にニューモシスチス肺炎、トキソプラズマ症も発症していることが分かります。何せ1980年代のお話ですから、エイズに対して有効な治療法はまだありませんでした。
入院から56日目にこの患者は亡くなりました。
塩原教授によると、こうしたHIV感染による尋常性白斑は、実はしばしば見られる症状なのですが、塩原教授ご自身はこの男性患者が唯一の症例だったそうです。
そのため、男性患者の尋常性白斑からHIV感染を疑うことが出来ませんでした。
でも、塩原教授は「しばしば見られる症状のようである」と書かれていますが、尋常性白斑はエイズ指標疾患でもなく、私が読んだ他の専門書にも登場しません。
私の調査範囲では、尋常性白斑がHIV感染によってどの程度の頻度で発症するのは不明です。
ただ、塩原教授は亡くなった患者の初期診察でHIV感染を見逃したことを大変後悔され、今もなお忘れることが出来ないのだそうです。
そして、塩原教授はこの症例を経験した後、白斑だけでなく露光部優位の奇妙な皮疹を見ると、必ずHIVも疑うようになったそうです。
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