献血で集めた血液を血液センターでは全てHIV検査しています。それゆえあなたは献血でHIV感染が分かると思っていませんか?でも、仮にHIV陽性の血液が見つかっても献血者には告知しないとされています。

それにはちゃんとした理由があるのですが、一方では告知しないはずがないとする指摘もあります。表向きは告知しないことになっているけど、実際には告知しているはずだと指摘する声があります。

本当のところはどっちなのでしょうか。ここに私が調べた結果をお話します。

◇なぜ、献血ではHIV感染を教えないのか?

まず、日本中、どこの血液センターでもHIV検査目的の献血はお断りです。

そして、

「HIV検査結果はお知らせしません」

と事前に告知されます。一方でB型肝炎やC型肝炎、梅毒、それに成人T細胞白血病などは希望すれば検査結果を教えてくれます。(異常があった場合のみ連絡)

なぜこれらの感染症は検査結果を教えてくれるのに、HIVは教えてくれないのでしょうか。その理由は献血をHIV検査代わりに使われるのを防ぐためです。検査結果を教えてくれなければ献血をHIV検査分かりには使えない、そういう意図があるのです。

ではなぜ献血をHIV検査代わりに使われると困るのでしょうか?問題の本質はここにあります。それは、HIV陽性者の血液が輸血などに使われて血液感染が起きるのを防ぐためです。

もしも献血でHIV検査の結果を教えるようになったら、自分のHIV感染に不安を持つ人が大勢献血を受けるようになるかも知れません。そして、そうした不安を持つ人は他の人たちに比べてHIVに感染している可能性が高いと考えられます。

そして血液センターで実施しているHIV検査では、HIVに感染した直後の血液は感染をチェックできないのです。検査をすり抜けてそのまま輸血用に使われる危険性があります。事実、2003年には献血で集めた血液からHIVの感染事故が発生しています。(これ以降は発生していません)

血液センターではNAT検査という感染から最短で検査可能な検査方式を取り入れています。それでも感染から11日間は検査が出来ません。この間にHIVに感染した人が献血を受けると、NAT検査もすり抜ける可能性があるのです。

それゆえ、血液センターでは可能な限りHIVの血液感染を防ぐため、献血をHIV検査代わりに使用されることを防ごうとしています。

むろん、B型肝炎やC型肝炎も重大な健康被害を発生する感染症です。しか現状、血液センターでは検査結果を教えてくれます。この現状を見るとHIVと他の感染症は同じリスクとは考えていないことが分かります。

繰り返しますが、献血でHIV検査の結果を教えないのは献血がHIV検査代わりに使われることを防ぎ、結果としてHIVの血液感染をなくすことにあります。

◇でも、本当に教えないのか・・・

ここまで書いてきたように、献血でHIV陽性が分かっても献血者には告知しないことになっています。でも、HIV陽性をそのまま放置していれば数年先にはエイズを発症する可能性が極めて高いのです。あるいは二次感染が発生する可能性もあります。

それなのにHIV陽性の告知をしないままでいいのでしょうか。いくら献血をHIV検査代わりに使われるのを防ぐためとはいえ、HIV陽性の事実を放置出来るものでしょうか。

誰しもそう思います。表向きは告知しないことになっているが、本当はこっそり告知しているのではないか?そう考えるのも自然なことです。

さて、私がこの件を調べたところ、いくつかの有力な情報が見つかりました。確かに血液センターが献血者に対してHIV陽性の告知を行っているという情報です。

それがどんな情報かと言えば、以下のような情報です。

1.HIV感染者の手記を集めて編集した冊子に、献血でHIV陽性が判明したとする複数の記事が掲載されていた。

2.国立感染症研究所のホームページに、告知をうかがわせる内容の記事が出ている。

3.HIV陽性者のブログの中で、献血でHIV陽性が分かった体験が克明に書かれている。

私が分かったのはこの3つの情報です。1と3の詳細は差支えがあると困るのでここでは明かしません。1は誰でもネット上で購入することが出来る冊子だし、3は一般公開されているブログです。

これは私の考えですが、この3つの情報はどれも信ぴょう性が高く、まず間違いなく献血者に対してHIV陽性の告知は行われているものと思われます。

ただし、HIV陽性者全員に対して行われているかどうかは分かりません。告知された人が存在することは事実のようですが、全てのHIV陽性者に対して告知をしているかどうかは不明です。

何しろ血液センターでの表の業務にHIV陽性告知はなく、表現は悪いですが裏業務です。もしかしたら、各血液センターごとの独自判断で告知しているかも知れません。

もしも、告知漏れがあったとしてもそれは血液センターが責任を負うものとはなっていないのです。元々告知しないとしているのですから。そんな不確かな現状に、HIV検査の代わりが可能でしょうか?

やっぱり献血はHIV検査代わりにはならない、これが私の結論です。そして、最も大事なことを最後にあなたにお願いしたいと思います。

血液センターがHIV陽性の告知を行っていても、行っていなくても、決して献血をHIV検査代わりには使わないでください。少しでもHIV感染の不安があれば保健所に行ってHIV検査を受けて下さい。その理由は本文に書いた通りです。

もしもあなたがどうしても保健所に行くのが嫌なら、あなたの自宅でもHIV検査は可能です。保健所の代わりに献血を使わないで下さい。

 

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