HIVと梅毒は皮膚感染している患部と皮膚が接触すると感染するでしょうか?

最近、あるネットの相談サイトで見かけた質問なのですが、こんな質問がありました。

「最近知り合った男性と上半身裸で抱き合いました。相手の皮膚に赤い斑点のようなものがありました。もしそれがHIVや梅毒感染による斑点だとすると、私が感染する可能性があるでしょうか?」

こんな質問です。さて、あなたはどう思いますか?

◇斑点だけなら感染しませんが・・・

先に質問の答えを書きましょう。私が調べたところでは、斑点だけならHIVも梅毒も感染しませんが、患部に潰瘍(かいよう)があると感染する可能性があります。

まず、HIVも梅毒も感染の基本は、

「感染者の体液があなたの粘膜部と接触することで感染する。」

のです。この接触がなければ感染はしません。従ってHIVや梅毒に感染している人と肌や皮膚を直接触れ合ってもそれだけでは感染しません。

しかし、あなたが抱き合った相手がHIVや梅毒に感染していて、皮膚に斑点が出ていた場合はどうでしょうか。

●HIVの場合
HIV感染による発疹、斑点というのは症例が多く珍しくありません。当サイトでもいくつかご紹介した通りです。⇒『HIV感染に伴う皮膚疾患とは?』

そして単に皮膚に発疹や斑点が現れているだけの状態で、患部から分泌物や出血がなければ感染しません。また患部から分泌物や出血があっても、あなたの皮膚にキズや炎症などがなければ接触しても感染することはありません。

例えばあなたのパートナーが深い潰瘍(かいよう)の単純疱疹などを発症して患部からウイルスを含んだ分泌物や出血していたとします。(そんな事例を写真の症例で見ました。)更にあなたの皮膚に小さなキズがあって、そのキズの部分と相手の患部が触れ合ったとすると、HIVに感染する可能性があります。(あくまでも可能性です。)

でも、そんなにひどい潰瘍なら目で見て分かります。そんな場合に性行為をするのは危険です。

●梅毒の場合
梅毒感染の場合は、感染の第二期(感染から3ヶ月~3年)に丘疹性梅毒疹という皮膚の盛り上がりができます。この表面がただれた状態になって、大量の梅毒トレポネーマを含んだ分泌物が出てきます。これがあなたの粘膜部や皮膚のキズに触れると感染する可能性があります。この丘疹性梅毒疹は肛門や外陰部などにできやすいそうです。

冒頭の質問では上半身だけしか触れ合っていないようなので、肛門や外陰部からの感染の心配はないです。ただ、梅毒による症例を写真で見ると、HIV感染による発疹などより圧倒的にたくさん潰瘍が見られます。

以上説明したように、HIVも梅毒も相手の斑点に触れただけでは感染しません。しかし、患部から出たウイルスを含んだ分泌物や血液があなたの皮膚のキズや粘膜に触れると感染の可能性があります。

必ず相手の体に異常がないか確かめる冷静さと余裕が欲しいと思います。

◇あなたに気を付けて欲しい危険な落とし穴とは?

先ほどから、潰瘍があるような皮膚疾患を見たら要注意と何度も書きました。ひどい潰瘍なら目でみて分かります。でも、そんな潰瘍にも気が付かないことがあるのです。

恥ずかしながら私は過去に性風俗で遊んでいた時期があります。その時の経験をあえてここに書きます。私自身、相手の体の異常に気付かずに遊んだことがあります。それは、お酒が入っていて、なおかつ薄暗い部屋で遊んだときです。

私の場合はほとんどお酒を飲んである程度酔っぱらった状態で風俗店に入っていました。すでにこの時点でまともな判断が出来ない状態です。

更に部屋の中が薄暗い場合があります。正直、遊ぶお金が安いお店では薄暗い部屋の場合がけっこうあります。詳しくは書きませんが、色んな理由があって必然的に薄暗くしているのです。

こうした状態の中で遊んでいると、よほど目立つ異常がないと気が付きません。危険極まりない状態なのです。コンドームの使用もちゃんとできるかどうか怪しいもんです。

当時の私を思い出すとぞっとします。どんな病気に感染していても不思議ではなかったと思います。どうかあなたはかつての私のような危険な落とし穴に落ちないよう、くれぐれもご用心下さい。お酒の酔いがさめてから後悔しても追い付きません。

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