HIV・エイズの症状>HIV感染症の合併症

HIV感染症との合併症、それも長期合併症について取り上げてみたいと思います。ここでも一番大事なことはやはり、アレでした。

私が最近読んだ「HIV感染症 診療マネジメント」(医薬ジャーナル社)からの情報をお届けしたいと思います。あなたのHIV感染予防、エイズ発症予防にお役立てください。

◇HIVとの合併症は?

当サイトではHIV感染とその他の性感染症について多くの記事を載せています。

例えば、

『感染リスクを高める性感染症』

『梅毒』

『B型肝炎』

これらの記事を通してあなたにお伝えしてきたことは、

●梅毒、クラミジア、淋菌などに感染しているとHIVの感染リスクが数倍から数十倍にも高くなる。

●HIVと梅毒、B型肝炎、C型肝炎などを重複感染すると症状が重くなったり、進行が早くなることがある。

ということです。

これはまぁ、合併症というより重複感染の怖さを記事にしたものです。

一方、性感染症の他にもHIV感染との合併症はいくつかあります。

例えばこんな病気です。

●心血管疾患

●慢性腎臓病

●肝臓疾患

●骨関連疾患

●HIV関連神経認知障害

●非エイズ関連悪性腫瘍

こうした病気がHIV感染症の合併症として現れることがあります。

ではこうした合併症をもう少し詳しくみてみましょう。

◇怖い合併症

●心血管疾患

心血管疾患とは心筋梗塞や狭心症などを言います。命に係わる非常に危険な疾患です。HIVが長期に渡って持続感染し、慢性炎症を起こすことが影響していると言われています。

そのため、心血管疾患の危険因子である、脂質異常症状、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの病気には早期の治療開始が大事になります。

また、抗HIV治療に使う薬の中には脂質異常症を起こしやすいものがあり、症状によって薬を選ぶ必要もあります。

●慢性腎臓病

慢性腎臓病は腎臓の機能がどんどん低下していき、最後には腎不全に陥る病気です。腎臓が機能しなくなれば透析治療も必要になります。また、慢性腎臓病があると心血管疾患が発症しやすくなります。

こちらも高血圧、糖尿病、脂質異常症、などが見られる場合は早期の治療が大事です。

●肝臓疾患

B型肝炎、C型肝炎とHIV感染症が重複すると慢性化する確率が高くなったり、死亡率が高くなったりすることが分かっています。

詳しくは姉妹サイトに記事がありますのでそちらをご覧ください。

『B型肝炎とHIV感染』(B型肝炎の症状と検査完全ガイド)

●骨関連疾患

近年の研究によって、HIV感染者はHIVに感染していない人に比べて骨密度低下が進みやすいことが分かっています。骨密度が低下すれば骨折の危険性が高くなります。

予防としては毎日の食生活においてカルシウムやビタミンDの接種が大事です。

たぶんあなたもそうだと思うのですが、骨を作る、丈夫にすると言えばすぐにカルシウムを思いつくと思います。しかし、いくらカルシウムを摂取してもビタミンDが不足しているとカルシウムは効率よく吸収されません。

つまり、健康な骨を作るにはカルシウムとビタミンDの両方が必要なのです。

●HIV関連神経認知障害(HAND)

HIVが中枢神経に感染し、機能障害や認知障害を起こすことをHIV脳症と呼びます。詳しくは当サイトの記事をご覧ください。

『HIV感染による認知障害』

●非エイズ関連悪性腫瘍

具体的な病名としては、肛門癌、ホジキン病、原発性肺癌、肝細胞癌、精巣腫瘍、頭頸部癌などです。これらの疾患はもちろんHIVに感染していなくても発症することがあります。

なお、エイズ関連悪性腫瘍としてはカポジ肉腫非ホジキンリンパ腫、浸潤性子宮頸癌などがあります。

◇HIV感染合併症の治療で大事なこと

今まで説明してきたHIV感染の合併症治療には、早期から抗HIV治療を開始するのが重要だと分かっています。そしてそのためには早期のHIV検査が重要になってきます。

こちらの関連記事もお読みください。『早期のART開始勧告』

当サイトでは早期のHIV検査がエイズ発症を防ぎ、あなたにとって救命的検査であると書いてきました。そして早期のHIV検査はそれだけではなく合併症の早期治療も可能にするのです。

あなたに何かの自覚症状があろうとなかろうと、HIV感染の不安、心当たりが少しでもあればHIV検査を受けてください。それも可能な限り早期がいいです。(ただし各検査のウインドーピリオドは過ぎていること)

何度も書いてきましたが早期のHIV検査はあなたにとって救命的検査となります。合併症においても同様です。

HIV・エイズの症状>HIV感染症の合併症

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