HIV感染症の初期症状としてリンパ節(リンパ腺)が腫れることがあります。

このサイトでもいくつかの記事でご紹介していますが、自分のHIV感染を心配する人がネットの相談サイトに書き込みをしています。

多くの場合、HIV感染の可能性がある行為をした後に、微熱が続いたり、のどが痛くなったり、倦怠感が出てHIV感染を疑いはじめます。

それで不安になってネット上で相談するのです。

そんなきっかけの1つに、リンパ節の腫れや痛みがあります。

確かに専門書や医療サイトなどを見ると、

「HIV感染の初期症状としてリンパ腺が腫れることがある」

と書かれています。(例えば、「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)など)

しかし、あなたも私も誰でもHIVに感染しなくてもリンパ節(リンパ腺)は腫れることがあります。

今回はこのリンパ節について説明したいと思います。

◇そもそもリンパ節(リンパ腺)とは何か?

あなたの体にはリンパ管という細い管が全身にくまなくはりめぐらされています。

リンパ管の中にはリンパ液という無色透明の液体が流れています。

リンパ液とは毛細血管からしみ出した血漿(けっしょう)がリンパ管に入り込んだものです。

古い細胞や老廃物、腸で吸収された脂肪を運ぶ役割があります。

このリンパ液はリンパ管を流れたあと血管に入り、心臓、動脈を流れた後に毛細血管からしみ出して再びリンパ管に入るというコースを循環しています。

そしてまた、リンパ液には毛細血管からリンパ球も流れ込みます。

『HIVが破壊する免疫機能とは?』という記事でも書きましたが、リンパ球はあなたの体に細菌やウイルスなどが侵入したとき、それを撃退する役目を持っています。

このリンパ液が流れるリンパ管の合流する部分にあるのがリンパ節です。

大きさは豆粒大からソラマメ大くらいまで色々です。

そしてリンパ節はあなたの体に800個もあります。(図1参照)


図1.全身のリンパ節

特に私たちが腫れや痛みを感じるリンパ節は図1のように、耳の後ろ、首の付け根、脇の下、足の付け根などです。

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◇リンパ節が腫れたり痛くなる理由

先ほども書きましたが、リンパ液の中にはリンパ球があり、外部からの侵入者と戦います。

しかし、リンパ球の免疫機能よりも外部の侵入者の方が勢いのあるときは、免疫機能を打ち破ってリンパ管の中に侵入し、リンパ節まで到達します。

するとあなたの免疫システムは、何とかこれ以上細菌やウイルスが全身に回るのを防ごうとして、リンパ節で更に戦いを挑みます。

あなたのリンパ節がグリグリして痛くなったり、腫れたりするのは免疫力とウイルスが戦っているからです。

すなわち、リンパ節の腫れは何かの病原菌が侵入することによって起きます。

どのリンパ節が、どの程度腫れたり、痛くなるかは病気の種類や程度によって異なります。

では、一般的なリンパ節が腫れる原因をご紹介しておきましょう。(「からだのしくみ事典」成美堂出版 参照)

●耳の周辺
外耳炎・中耳炎・内耳炎

●あごの下
口内炎・虫歯やのどの病気

●首の両側
結核

●鎖骨の上
胃がんの転移、肺がんの転移

●脇の下
手や腕の外傷、おできなど

●足の付け根
足の外傷や梅毒などの性感染症

●全身のリンパ節が次々と腫れる
内臓のがん転移、肉腫の転移など

以上のような場合にリンパ節が腫れることがあります。

でも、今あげた原因以外に風邪でもリンパ節が腫れることがあります。

だからリンパ節が腫れたからといってすぐにHIV感染を疑う必要はありません。

ちなみにHIV感染の初期にリンパ節が腫れることがあるのは、HIV感染後に急激に体内のウイルスが増え、高レベルのウイルス血症を起こすためとされています。

◇もしもあなたがリンパ節の腫れや痛みが不安なら

あなたのリンパ節が腫れたり、痛みを感じたからといって直ちにHIV感染を疑う必要はありません。

しかし、その一方でHIV感染の初期にリンパ腺が腫れることがあるのも事実です。

従って、あなたご自身に、HIV感染に思い当たる過去、行為があるなら、それは念のためにHIV検査を受けた方がいいと思います。

結局、HIVに感染しているかどうかはリンパ腺の腫れや痛みでは分かりません。

HIV検査を受けてみるしか判定の方法は他にないのです。これは他の微熱やのどの痛みなどの症状でも同じです。

私の場合はリンパ節の腫れは経験しませんでしたが、帯状疱疹、全身の発疹、発熱、頭痛、下痢などの症状が次々と現れ、しかもHIV感染の可能性がある行為も自覚していました。

もう、絶対にHIVに感染していると覚悟したほどです。

でも、HIV検査を受けたら陰性でした。あんなに怪しい症状を連発していた私ですが、陰性だったのです。

あなたの身の上にHIV感染を疑わせる何かの症状が出たとき、

「必要以上に恐れる必要はない。しかし、無視することは危ない。」

私はそう思います。

あなたがちょっとその気になって保健所に行けば無料匿名で検査を受けることが出来ます。

HIV検査以外にあなたの不安を晴らす方法はありません。

近年、国内で新規に報告されるHIV感染者は年間に約1,500人です。

その約30%はHIV感染が見つかった時点ですでにエイズを発症しています。

いわゆる、いきなりエイズと言う状態です。

エイズ発症前にHIV検査を受けていれば未然に防げた可能性が高いのです。

確かに医学の進歩でエイズになっても亡くなる人は減りました。

それでもエイズ発症前の治療開始と、エイズ発症後の治療開始では生存率に差があり、後遺症のリスクも違います。

あなたも、

「たかがリンパの腫れくらい」

などと放置せず、HIV感染の不安、心あたりがあれば早期にHIV検査を受けて下さい。

どうしても保健所や病院へ行けないあなたは自宅で使える郵送式のHIV検査キットもあります。

私も使ってみましたが、たったの10分でした。

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