HIVに感染してからエイズ発症までの無症候期間は短くなっています!

それがいったい何を意味しているかと言えば・・・

◇HIV感染の無症候期とは何か?

もしもあなたがHIVに感染したら、感染初期の急性期を過ぎると今度は無症候期に入ります。

下の図1をご覧下さい。

HIVに感染してからエイズ発症までの経過を示したものです。


図1 HIV感染からエイズ発症まで

無症候期と言うのは、文字通り何も自覚症状がない、「無症候」の時期です。

しかし、無症候期の間にもあなたの体内ではどんどん免疫力が低下していきます。

図の赤い曲線がCD4と言う免疫力の指標となる数値なのですが、これが低下すると免疫力も低下するのです。

CD4はあなたが健康なら700から1300くらいあります。(1μL当たり)それがどんどん下がり、500から300、ついには一ケタまで落ちていきます。

するとあなたの免疫力は極限まで下がってしまい、外からのウイルスや細菌に対してノーガード状態となります。

そして無症候期は終わり、日和見感染症に感染してエイズを発症するのです。

◇無症候期にはホントに何も変化は起きないのか?

何も症状が出ないから「無症候期」と呼ぶのですが、HIV感染者の中には次のような体調不良や異常を感じる人がいます。

●長期間に及ぶ発熱

●体重の減少

●下痢

●吐き気・嘔吐

●倦怠感

●易疲労感(いひろうかん:異常に疲れやすいこと)

これらの症状、異常が無症候期間に見られることがあります。

あなたにHIV感染の可能性がある行為に心当たりがあって、かつ上記のような症状が長期続くようなら、一度念のためにHIV検査を受けておくことをお勧め致します。

もちろん、あなたがHIVに感染しているとは限らず、他の原因でこのような症状が出ることもあります。

私の会社の同僚で、タイのバンコクに長期出向していた男性がいました。

彼は帰国後、1年くらいの間に体重が15キロも減りました。本人は何もダイエットをしていないのにです。

しかも、彼はバンコクで風俗に行った経験がありました。

それで、HIV感染が怪しいと、病院で検査を受けました。幸いなことに結果は陰性でした。

このように、必ずしも原因不明の体重減がHIV感染とは限りません。

でも、もし、HIV感染による免疫不全が原因であれば、やがてエイズ発症へと移行することになります。

あなたも不安があればHIV検査を受けるに越したことはありません。

エイズを発症する前にHIV検査で感染が見つかれば、エイズ発症を防げる可能性があるからです。

◇無症候期はどのくらい続く?

HIVに感染してからエイズ発症までの無症候期間は、かなり個人差があります。

HIV感染後わずか2年とか3年でエイズを発症する人もいれば、10年以上発症しない人もいます。

しかし、全体的な傾向で言えば、段々と無症候期間は短くなっています。

つまり、HIV感染からエイズ発症までの潜伏期間は短くなっているのです。

私がこの事実を初めて知ったのは、ネット上のある記事からです。

その記事はこちらです。⇒「日経メディカル オンラインサービス」(無料の登録が必要です)

記事の中でエイズの潜伏期間が短くなっていると指摘されているのは、岡慎一氏で す。

岡氏は、国立国際医療研究センター戸山病院エイズ治療・研究開発センター長であり、長年エイズの治療を研究をされています。図書も数多く出されており、私も何冊か読みました。

岡氏によると、同病院のHIV患者で感染から2年、3年後にエイズ発症レベルまで免疫力が低下するケースが増えているそうです。

かつてのような5年、10年といった長期の潜伏期間ではなくなっているのです。

同様の警告を発しているのが、厚生労働省エイズ動向委員会の岩本委員長です。

岩本委員長は昨年(2010年)11月9日、日本記者クラブにおいてエイズに関する講演を行っています。

その講演の中で、岩本委員長は こうおっしゃっています。

『HIV感染からエイズ発症までは、従来は8年から10年と言われていたが、近年では4年くらいとする報告が多数寄せられている。』

このような主旨のお話をされています。(YouTubeで見ることが出来ます)

まさにこのお話は先の岡氏の指摘と合致します。

なお、エイズ発症までの潜伏期間が短くなった理由としては、エイズが人間の免疫機能から逃れるための変異を遂げて、増殖速度が速くなったためとされています。

◇無症候期間が短くなると、何が問題か?

無症候期間が短くなると、エイズを発症する人が多くなる可能性があります。

かつてはHIVに感染すると治療の方法がなく、非常に高い確率でエイズを発症していました。

しかし、現在ではエイズ発症前にHIV感染が見つかればART(多剤併用法)と言う抗HIV医療によって、エイズ発症を防ぐことも可能になっています。

つまり、HIVに感染しても無症候期間にHIV検査で感染が分かれば、エイズを発症せずに済む可能性があるのです。

でも無症候期間が短くなればHIV検査を受けて感染が見つかる機会も減ってしまいます。

ゆえに、エイズを発症する人が増えてくるのではないかと思うのです。

ここ数年、国内では毎年新規HIV感染者として約1,500人ほどが報告されています。

このうち約30%がHIV感染と分かった時点ですでにエイズを発症しています。

いわゆる、「いきなりエイズ」状態です。

50歳以上の中高年だと「いきなりエイズ」の割合は50%にも達しています。

HIV感染が分かった時、2人に1人はすでにエイズを発症していたのです。

高齢いきなりエイズ

エイズ発症前にHIV検査で感染が分かればエイズを防ぐことも可能だったのに、本当に残念なことです。

エイズ発症までの潜伏期間、無症候期が短くなっていることを考えると、早期のHIV検査がいかに大事か分かります。

 

確かに抗HIV医療の進歩によってエイズで亡くなる人は激減しました。

しかし、それでもなおエイズ発症前の治療開始とエイズ発症後の治療開始では生存率に差があるし、後遺症のリスクも違います。

あなたに自覚症状がなくても、HIV感染の不安や心当たりがあれば、ぜひHIV検査を受けて下さい。

全国の保健所では無料・匿名でHIV検査を受けることができます。

もしも、保健所には行けない、行きたくない事情があなたにあれば、郵送式のHIV検査キットもあります。

正しく使えば保健所や病院のHIV検査並みの信頼性があります。

私も一番最初のHIV検査は郵送式のHIV検査キットでした。

最後に、HIV感染からエイズ発症までの期間が短くなりつつあることを忘れないで下さい。

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