HIV感染と関係が深い性感染症を2種類(2グループ)ご紹介します

あなたのHIV感染予防にお役立て下さい。

ここであなたにご紹介する2つの性感染症のグループとは、次のようなものです。

1.HIVとの重複感染が多く、しかも単独感染よりも重症化する性感染症。

2.これらの性感染症に感染していると、HIVの感染確率が何倍にも高くなる性感染症。

この2種類です。

では詳細は以下本文にて。

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1.HIVと重複感染の多い梅毒とB型肝炎

私が保健所でHIV検査を受けたときにもらったエイズ予防の小冊子には、

『HIV感染症ともっとも重複感染の多い性感染症は梅毒である』

と書かれてありました。また、別の性感染症の専門誌には、B型肝炎もまたHIVと重複感染の多い性感染症だと書かれてありました。下の図1をご覧ください。

HIVと他の性感染症の重複感染
図1.HIVと他の性感染症の重複感染

このデータは、国立国際医療センター(ACC)で2002年9月17日から同年10月31日の間に、HIV感染者が他にどんな性感染症に感染しているかを調べたものです。(ただし、調査対象は男性の同性間性的接触感染者に限られる)

データが2002年と古いデータであること、調査対象者が男性の同性間性的接触者に限定されていることなどの条件付きではありますが、梅毒・B型肝炎がいかにHIVと重複感染しているかお分かり頂けると思います。

◇HIVと梅毒・B型肝炎が重複感染するとどうなるか?

では、HIVと梅毒・B型肝炎が重複感染するとどうなるのでしょうか。単独感染した場合と何か差があるのでしょうか。

●梅毒がHIVと重複感染した場合

梅毒がHIVと重複感染すると、病気の進行が早まったり、より重症化することがあります。

梅毒の症状には、第一期から第四期まであります。梅毒だけなら2年から3年かかって感染第三期まで進行するところが、HIVにも感染しているとわずか数ヶ月で第三期まで達することがあります。病状の進行速度が加速するのです。

第三 期の症状までいくと、全身に硬いコブのような「結節性(けっせつせい)梅毒ゴム腫」ができます。放置しておけば自然と消えますが、跡が残ります。

そして、ゴム腫は繰り返し発生するため、段々と跡が増えて外見的にひどい状態になっていきます。ゴム腫が鼻骨にできると、鼻骨がくずれて「梅毒で鼻が落ちる」と言われる状態になります。

通常、梅毒に感染してもほとんどの場合第二期までに感染に気づき、治療を受けることによって第三期まで進行することはありません。それだけにHIVと梅毒の重複感染には要注意です。

また病状の進行が早くなるだけでなく、梅毒だけの単独感染よりも重症化し、神経梅毒を発症することもあるそうです。(以上「性感染症」悠飛社より)

●B型肝炎がHIVと重複感染した場合

B型肝炎がHIVと重複感染すると、死亡率が高くなったり、慢性化率が高くなったりします。

HIVとB型肝炎の重複感染については、「これでわかるHIV/AIDS診療の基本」(南江堂)に次ぎのようなデータが紹介されています。

1.HIVとB型肝炎を重複感染した場合の死亡率
●HIV単独の死亡率=1.7/1000

●B型肝炎単独の死亡率=0.8/1000

●HIV+B型肝炎の死亡率=14.2/1000

このようにB型肝炎はHIVと重複感染すると死亡率が8倍から17倍と、格段に高くなります。

また、死亡率だけでなく、B型肝炎が慢性化するリスクも高くなります。


2.B型肝炎慢性化率
●B型肝炎単独の慢性化率=6%前後

●HIV+B型肝炎の慢性化率=10%~18%

このようにB型肝炎はHIVと重複感染すると慢性化率が3倍にも大きくなります。

以上のように、B型肝炎患者がHIVにも感染している場合、肝炎がより重症化し死に至る危険性も高くなります。これはB型肝炎に限らず、C型肝炎においても肝硬変への移行を早めたり肝がん発生のリスクを高めたりします。

事実、全HIV感染死亡者のうち、肝疾患による死亡率は30%から55%に及ぶとした報告もあるそうです。

この重複感染の多い、HIV・梅毒・B型肝炎の3つの性感染症を同時に検査できる検査キットがあります。あなたは病院に行く時間も手間も必要ありません。誰にも知られず、いつでもあなたの都合のいいときに自宅で検査ができます。

 

この3つはぜひ同時検査!重複感染はより危険です。
タイプO ・HIV・梅毒・B型肝検査。(男女共通
・HIVと最も重複感染の多い性感染症。

矢印STDチェッカー タイプO

3つの性感染症の中で梅毒は比較的自覚症状がはっきり出ますが、HIVやB型肝炎は感染しても症状が出ないことが珍しくありません。あなたに何も自覚症状がなくても感染不安があるなら、3疾患の同時検査をお勧め致します。

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2.HIV感染のリスクを高める性感染症

性感染症の中には、その病気に感染するとHIVに感染する確率が高くなってしまうものがあります。これもある意味重複感染のリスクと言えると思います。ここでどんな性感染症に注意すればいいのか、ご紹介しておきます。

その代表的な性感染症が、以下の性感染症です。

●クラミジア感染症(図1参照)

●淋菌感染症

●梅毒

●性器ヘルペス

●尖圭コンジローマ

こうした性感染症に感染して性器に炎症ができると、そこからHIVが侵入しやすくなるため、感染確率が3倍から5倍も高くなります。

また、炎症だけにとどまらず潰瘍(かいよう)でも出来ると10倍から100倍にも感染確率が高くなります。この事実は色々な性感染症の本や医療サイトの多くに書かれています。例えば、「性感染症STD」(南山堂)、「HIV感染者の早期発見と社会復帰のポイント」(医薬ジャーナル社)などです。保健所でもらったエイズ予防冊子にも同様のことが書かれていました。

まぁ、正直いって、前出の性感染症はどれも自覚症状が出てから泌尿器科や婦人科に駆け込んでも命まで取られることはないと思います。(だから自覚症状が出るまで放置しましょうと言ってるのではありませんから念のため)

しかし、HIV感染となると話はまったく別です。命にかかわる問題です。

仮の話ですが、あなたがクラミジアや淋菌に感染して、そのせいでHIVにも感染したとします。HIVは感染初期をのぞいて自覚症状がありません。あなたに自覚症状が出るのはエイズを発症したときです。このときにはあなたは命にかかわる深刻な危機を迎えることになります。

あなたもご存じのように、全国の保健所ではHIV検査を無料・匿名で受けることができます。そして、多くの保健所ではクラミジアや淋菌、梅毒の検査もまた無料で行っています。(ただしHIV以外は保健所ごとに検査の有無が異なります)

それも今書いたように仮にHIVには感染していなくても、クラミジアや梅毒に感染しているとやがてHIVにも感染する確率が高くなるからです。

従って、もしもあなたにHIV感染の不安があるなら、HIVだけでなくクラミジアや淋菌、梅毒も同時に検査しておくことをお勧め致します。

私がHIV検査に行った保健所では梅毒とクラミジアが同時に検査可能でした。ただ、残念なことに当時の私には今書いているような知識も情報もなく、検査の必要性、重要性が分からずHIV検査のみで帰ってしまいました。今なら絶対に同時検査を受けます。

あなたが保健所にHIV検査に行くときは、ぜひ事前に保健所に確認して同時に検査を受けられるものは申し込んでください。

でも、あなたがどうしても保健所や病院には行きたくない、行けないという場合には、自宅で使える検査キットがあります。

 

まずはこれだけ検査で一安心。一番人気のキットです。
タイプE ・HIV・梅毒・B型肝炎
・クラミジア・淋菌
・一番怖い病気と一番感染者が多い病気

矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから

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性感染症は「性行為感染」という共通感染ルートを持っているので、1つが不安なら、あれもこれもと不安になります。疑い出せばきりがないのも事実です。

そんなあなたの為に私も使ったことがある検査キットをご紹介しておきます。今回登場した、HIVと重複感染すると重症化したり進行が早まったりする性感染症と、HIVの感染リスクが高くなる性感染症をまとめて検査できる検査キットです。

この辺が同時に検査を受ける数の上限かなと思います。まずこれだけ検査しておけば安心という組み合わせの性感染症検査キットです。

■HIV・梅毒・B型肝炎・クラミジアなど8種類の検査がまとめて可能です。私も使いました。
・STD研究所 STDチェッカー TypeR(男性用)
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎・クラミジア(のど)・淋菌(のど)以上7種類の検査です。

■女性のあなたにはこちらをおすすめ致します。あなたの大好きな人を安心して愛せるように。
・STD研究所 STDチェッカー TypeT(女性用)
HIV・梅毒・クラミジア・淋菌・B型肝炎・C型肝炎・カンジダ・膣トリコモナス・細菌性膣炎
ヒトパピローマウイルス・クラミジア(のど)・淋菌(のど)以上12種類の検査がまとめて可能です。