エイズ病変死とは、エイズ患者がその後病変して亡くなることです。

今回は厚生労働省エイズ動向委員会が公表したデータから、2016年のエイズ病変死をご紹介します。

めっきりメディアに登場することが無くなったエイズですが、毎年何人かの貴重な命が亡くなっています。

【今回のテーマと目次】

●テーマ:エイズ病変死2016年

1.2016年のエイズ病変死データ

2.ART以降の病変死

3.まとめ

1.2016年のエイズ病変死データ

まず、エイズ病変死の報告ですが、これは医療機関に義務化されたものではありません。

HIV感染者、エイズ患者を診察した時は1週間以内に保健所経由で都道府県知事に報告することが法律で義務化されています。

しかし、すでに届出されたエイズ患者がその後病変して亡くなっても、それを届け出するかしないかは病院次第です。

極力届け出するよう厚生労働省が呼びかけを行ってはいますがあくまで任意報告です。

従って、これからご紹介するデータも任意データであり、全数報告ではありません。

では、まずは2016年のデータからご紹介しましょう。

●2016年 エイズ病変死

分類 日本人 外国人
男性 14 0
女性 0 0
小計 14 0
合計 14

表をご覧頂いてお分かりのように、2016年に届け出があったのは日本人男性14件でした。

40代が6件、50歳以上が8件となっています。

では、次に2016年までの累計データをご覧頂きましょう。

●エイズ病変死累計(1989年~2016年)

分類 日本人 外国人
男性 757 102
女性 58 50
小計 815 152
合計 967

1989年から2017年までの累計では967人のエイズ患者がなくなっています。

ただし、この数値は薬害エイズで亡くなった方を含みません。

男女比、国別比は以下の通りです。

●男性 88.8%

●女性 11.2%

 

●日本人 84.3%

●外国人 15.7%

では次に年度別に病変死亡報告件数を見てみましょう。

 

2.ART以降の病変死

1988年から2016年までのエイズ病変死亡数の推移はグラフの通りです。

病変死亡者(2016)

グラフの中にも入れましたが、1997年頃からARTと呼ばれる治療法が始まりました。

それまでHIV感染症は致死的疾患でしたが、ATR導入以降は徐々に慢性疾患に近づいていると言われています。

薬でウイルス量をコントロール出来るようになり、エイズ発症前に治療をすればエイズの発症を防ぐことも可能になりました。

エイズ発症後でも免疫力を回復させることが可能になっています。

ただ、それでもやはりエイズ発症前に治療を始めた方が生存率が高いし、後遺症のリスクも低くなります。

この15年ほどは、エイズで亡くなる人はほぼ20人以内となっています。

ただし、冒頭でもお伝えしたようにこのデータは任意報告によるものなので全数報告ではありません。

実際にはこのデータ以外に亡くなった人が存在する可能性があります。

 

3.まとめ

今回はエイズ病変死のデータをご紹介しました。

もしもARTが導入されず、HIV感染症が致死的疾患のままだったら・・・。

想像しただけでも怖いですね。

亡くなる人は当然もっと多かったでしょう。

そしてHIV感染者ももっと多かったはずです。

ARTによって体内のウイルス量が検出限界以下まで減らすことが可能になり、エイズ発症を防ぐと同時に二次感染のリスクも減らしています。

エイズ動向委員会の岩本委員長が常々言われているのが、

『早期のHIV検査は個人においては早期発見、早期治療となり、社会全体としては潜在的HIV感染のリスク低減につながる。』

と言うことです。

あなたもHIV感染の不安、心当たりがあれば早期のHIV検査を受けて下さい。

早期のHIV検査はあなたにとって救命的検査となります。

アイコンボタン早期のHIV検査はエイズ発症を防ぎ、救命的検査となります。

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